2005)平成17年5月27日 No.2645回 2004〜2005年度(第43回会報)

会員数 102名  出席者 53名  出席率 79.1%  前回修正出席率 79.1%

ビジター紹介(小林 勇親睦活動副委員長)

吉成修一様(ゲストスピーカー)

幹事報告(宮本隆昌幹事)

5回クラブ協議会という事で例会終了後に委員会の引継がございます。通知を出してありますので、宜しくお願い致します。

次年度第1回クラブ協議会を6月10日を予定しております。6月10日までに引継を終えて次年度がスムーズにスタート出来る様皆様の御協力をお願い致します。

テーブルの上にヨハン・セバスチャン・バッハ音楽学校とヨゼフ・マッティング・ハウワー音楽院の子供たちの演奏会と夕食会を通してロータリアン家族との交流会の用紙がございます。

御参加御希望の方はお申込下さい。

サンラフェール委員会(石島 洋サンラフェール委員長)

 今年の夏休み、宇都宮RCからサンラフェールRCに行かれる女性はいらっしゃいませんでしょうか?募集をしているのですが皆様の廻りで、ぜひサンラフェールに3週間ホームステイしたい方がいらっしゃいましたら至急、石島まで御連絡下さい。今年はサンラフェールRCより18才と21才の女性が来られます。

お盆に、ラスベガス、サンラフェールに行くツアーに御参加を御希望の方は石島までお願いします。

藤井昌一会員

 過日、ロータリークラブゴルフ大会でホールインワンを致しました。前もって御説明をせず、皆様のお手元に一方的に記念品をお送り致しました。過分に各クラブの御負担で私の方に、記念品を戴きましたので私の気持ちとして、お返しに記念品をお送り致しました。一部の方から片祝いになるのでお祝いをというお話がありましたが、又お祝いをして戴くとお返しをしなければいけないと、面倒くさい話になりますのでその辺の御理解をお願い致します。

私、今回でホールインワンは2回目になります。3回目は、プライベートで達成したいと思います。

ロータリー情報(斎藤高蔵ロータリー情報委員)

 来期私は親睦活動委員長に命じられました。

そこで委員長はどうやって選んでいるのか、色々みてますと会長の権限はすごいものがあります。任命権は会長であり、理事会の承認を要するとか、会長は委員会の職務委員を兼ねるとか資料を見ております。ロータリーのいいところは一年間で委員が終わるという事が習わしになっております。

来期に向って宜しくお願い致します。

ニコニコBOX委員会(田辺勇治ニコニコBOX委員)

快出席:石島 洋会員

奥様誕生:貴志浩三会員

A、E、Hテーブルミーティング残金

プログラム紹介(久保井一臣プログラム委員長)

 栃木県は他県に比べて災害は少ない感じがします。特に宇都宮は、田川釜川の洪水が最近はありませんので非常に暮らしやすい町だと思っております。

いつか大きな災害が宇都宮市を襲うかも知れませんので本日は宇都宮市行政経営部行政経営課危機管理グループリーダー吉成修一様に来ていただき30分間お話をいただきます。宜しくお願いします。

卓話「宇都宮市の防災について」

宇都宮市行政経営部行政経営課危機管理グループリーダー 吉成修一様

 宇都宮市行政経営部行政経営課の吉成と申します。本日はこの様な御席にお招きいただきまして本当にありがとうございます。それでは早速資料に基づきまして宇都宮の防災体制につきましてお話をさせて戴きます。

資料のうち一番頭にあります宇都宮防災計画概要版をご覧下さいませ。

 

◆阪神・淡路大震災を契機に

 平成7年(1995年)1月17日(火)午前5時46分、淡路島北部(深さ1.6km)を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生しました。被害は兵庫県を中心に死者6,430名、行方不明3名、負傷者43,773名、全壊及び半壊家屋が24万9千棟にのぼり、ピーク時には約32万人の被災者が避難所に収容されました。

 気象庁ではこの地震を「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」と命名しました。また、政府は、災害名を「阪神・淡路大震災」と呼称することにしました。

 この地震は、「活断層」のずれによって生じた直下型地震で、わが国で初めて震度7を記録しました。

 活断層は日本列島のいたる所に走っており、大地震は列島のどこにでも起こりえることがはっきりとしました。しかし、それがいつ起こるかはわかりませんし、防ぐこともできません。わたしたちはこの大震災から多くのことを学びとり、貴重な教訓としてこれからの防災対策に役立たせていかなければなりません。

地震はなぜ起こるのでしょうか

 地球は、ちょうどサッカーボールのようにいくつかのプレートと呼ばれる岩盤でおおわれてできています。このプレートは地球の内部からわきでてきて、1年に数センチメートルというゆっくりとした速度で移動を続け、はるか彼方で再び地底にもぐり込みます。

 プレートが少しずつもぐり込むとき、陸地側の岩盤が海底の方へひきずられていきます。ひきずられればもとへ戻ろうとする力が働いて、やがて巨大地震が発生します。1923年9月1日の関東地震はこれに属します。

 また、内陸では、プレート運動のしめ付けでゆがみがたまり、岩盤がさけて、新しい断層がつくられたり、古い断層(活断層)が再び動き出したりして、直下型地震が発生します。県内には関谷断層、湯本塩原断層郡等があり、現在も活動しています。県内でのこの種の地震としては、1683年10月20日の日光地震、1949年12月26日の今市地震などがあります。

 

地震のメカニズムですが栃木県は北アメリカプレートです。

フィリピン海プレートの方がおしあげてその下に太平洋プレートがもぐりこんでいる状態です。日本海側の地震につきましては北アメリカプレートとユーラシアプレートがぶつかりあって発生するというような事になっています。

◆宇都宮市の防災アセスメント

宇都宮市の地質・地盤

 沖積層が低地に、洪積層が台地に分布しています。丘陵には洪積層や岩盤が分布しています。宇都宮市の地盤は、南関東と比較して軟弱な粘土や緩い砂がほとんど分布せず、岩盤が浅いのが特徴です。

 斜面では地震時の落石、崩壊などの土砂災害を起こすことがあります。また、盛土や沼地や低いところを埋めた所では、地震時に亀裂、すべり、不同沈下、陥没、液状化などの災害を起こすことがありあます。

 

 

過去の災害

栃木県における明治以降の被害地震

年 月 日

地 震 名

震 源

震 度

栃木県内の被害

1888.4.29

明治21

 

6.0

 

高根沢付近◆

 

那須郡で堤防破壊、宇都宮と下都賀郡で壁に亀裂

1894.6.20

明治27

 

7.0

 

東京湾北部

 

4

宇都宮で小被害

1895.4.29

明治28

 

7.2

 

霞ヶ浦付近

 

4

霞ヶ浦付近の地震、真岡で全半壊家屋4、足利・矢板・真岡で小被害

1898.2.13

明治31

 

5.6

 

茨城県

南西部

 

6

詳細不明(軽微)

1923.9.1

大正12

 

7.9

関東地震

小田原

相模湾

 

5

倒壊家屋4戸、家屋破壊住家40戸、非住家55戸、工場20棟、その他50棟

1924.1.15

大正13

 

7.3

 

丹沢山地

 

5

詳細不明(軽微)

1930.6.1

昭和5

 

6.5

 

那珂川下流

 

4

落下物があるが軽微な被害

1931.9.21

昭和6

 

6.9

西埼玉地震

埼玉北西

 

4

宇都宮で屋根瓦、壁が被害

1938.9.22

昭和13年

 

7.5

 

鹿島灘沖

 

4

詳細不明(ほとんど無し)

1938.11.5

昭和13

 

7.0

 

塩屋崎沖

 

4

宇都宮で屋根瓦、日光で石垣が被害

那須・塩原では震度5

1949.12.26

昭和24

 

6.4

今市地震

今市

 

 

4

死者行方不明10名、負傷163名、全壊住家278戸、半壊住家3061戸、小破住家1631戸、非住家被害5504棟、山崩れ60箇所

1978.6.12

昭和53

 

7.4

宮城沖地震

宮城県沖

 

4

詳細不明(ほとんど無し)

1996.12.21

平成8

 

5.4

 

茨城県南部

 

4

負傷者、家屋などに被害

出典:宇都宮地方気象台(1992)「栃木県の気象百年」他

M:推定マグニチュード ◆県内を震源とする地震 震度は宇都宮

 

戦後の宇都宮市の主な風水害

年月日

原因

総雨量

mm

最大日雨量

mm/日

り災者

死者

負傷者

住家被害

床下浸水

S22.9.15

カスリン台風

216.7

213.5

25,706

11

507

3,954

1,489

S23.9.16

アイオン台風

165.3

160.8

不明

不明

不明

不明

不明

S24.8.31

キティ台風

82.5

46.5

不明

 

28

2,644

21

S29.9.18

台風14号

118.7

118.7

2,973

 

 

20

620

S32.8. 7

雷雨

219.4

219.4

14,574

 

 

182

3,048

S33.7.22

台風11号

144.7

113.2

4,367

 

 

2

968

S33.9.18

台風21号

166.7

148.3

3,735

 

 

29

1,042

S33.9.27

狩野川台風

138.6

138.6

3,791

 

 

12

801

S34.9.26

伊勢湾台風

81.5

47.3

48

 

 

19

 

S36.6.27

台風6号

240.3

144.3

1,231

 

 

45

228

S36.9.16

2室戸台風

3.3

3.0

不明

 

1

611

 

S41.6.28

台風4号

178.9

178.9

1,587

 

 

34

390

S41.9.25

台風26号

166.5

94.7

10,836

 

6

2,444

462

S46.8.12

雷雨

66.5

66.5

1,424

 

 

12

395

S46.8.31

台風23号

147.0

147.0

927

1

 

5

258

S57.8. 3

台風10号

130.5

130.5

1,278

 

1

69

328

S61.8. 4

台風10号

247.0

153.0

2,087

 

 

178

470

住家被害は全半壊、一部損壊、床上浸水の合計(非住家は含まず)

 

平成10年8月末豪雨について

 雨量は、総雨量268.5mm、最大日雨量118.5mm/日でした。このとき、田川下流の堤防が決壊する恐れがあったため下反町町や御田長島町の住民の方々には、雀宮中央小に避難していただきました。

 

◆宇都宮市の地域防災計画

計画の目的

 宇都宮市地域防災計画は、災害対策基本法第42条に基づき、各種災害に対処するための基本的及び総合的な計画として、市並びに防災関係機関がその有する全機能を有効に発揮して、本市の地域及び施設並びに市民に係わる災害に備え、災害予防対策、災害応急対策、災害復旧に至る防災対策を定め、市民の生命、身体及び財産を災害から守ることを目的としています。

抜本的な見直しを実施

 阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、国において、災害対策基本法の一部改正や防災基本計画の全面的な修正が行われました。本市においても防災計画を平成7年度より3か年をかけて、国や県の計画等との整合性を図りながら、抜本的な見直し作業を行い、本市の災害特性を踏まえた実践的な計画にまとめました。

計画改定の経過

      平成7年度に防災アセスメントを実施し、本市の地形分類図や地震災害危険区域図などを作成しました。

      平成8年度に自治会レベルでの危険地域や防災関係施設、地区の防災特性の診断などを作成しました。また、本市に地震が発生した場合、どの程度の被害が発生するかを、2種類の想定地震から被害予測を行いました。

      平成9年度(平成10年2月)に宇都宮市防災会議を開催し、宇都宮市地域防災計画(平成10年修正)を作成しました。

計画の構成と内容

 

地震被害想定

前提条件(2つの地震のタイプを想定)と被害想定

地震の型

海洋型地震

(震央距離150km)

宇都宮市直下型地震

震源地

茨城県沖または相模湾

市中心部

(震源の深さ20km以内)

規 模

マグニチュード8.0

マグニチュード7.2

発生時刻

冬季の平日の夕方

冬季の平日の夕方

予想震度

震度4〜5強

震度5強〜6強

建物被害

1,570棟

34,090棟

火 災

 

地震と同時に15件

当日中に40件

死 者

1人

520人

負傷者

40人

1,720人

避難者

70人

27,000人

 

◆みんなで守る宇都宮

本市の責務

 市は、その地域並びに市民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、市の有する全ての機能を十分に発揮し、災害予防、災害応急対策及び災害復旧に関し、的確かつ円滑な実施を推進するよう努めていきます。

市民の責務

 市民は、「自らの生命は自ら守る」という防災活動の原点に立って、災害による被害を軽減し、被害の拡大を防止するために、防災に関する知識の習得に努め、所有する家屋や塀などの安全性の向上、食料、飲料水、生活必需品の備蓄や、地域における防災対策に関する活動の推進に努めることが必要です。

事業所の責務

 事業所は、その社会的責任に基づき、管理する施設及び設備の安全性の確保、防災訓練の実施、非常用食糧の備蓄など災害に即応できる防災体制の充実に努めるとともに、事業所内の従業員や利用者の安全性を確保することはもちろん、地域の防災活動への積極的な協力に努めることが必要です。

◆飲料水・食糧等の確保

 災害が発生した直後の市民の生活を維持するため、地震被害想定などに基づき、飲料水、食糧、その他生活必需品などの備蓄に務めます。また、家庭内備蓄の指導や応援体制の拡充によりその調達体制を整備します。

本市のおもな備蓄品

(平成17年4月1日現在)

品 目

数 量

非常食

81,000食

毛 布

16,100枚

災害用簡易トイレ

24台

ろ水機

12台

発電機

17台

 

災害時の応援協定

◎災害時における相互応援に関する協定を締結しています。

      川口市

      中核市(平成10年度で20市)

      県内48市町村・首都圏都市(浦和市・横浜市・千葉市・前橋市・水戸市・甲府市)

      県央サミット(鹿沼市・今市市・真岡市・上三川町・南河内町・上河内町・河内町・西方町・粟野町・二宮町・芳賀町・壬生町・石橋町・氏家町・高根沢町)

◎民間業者等との連携

災害応急対策や、食糧等の供給等の協力について建設業協会やデパート等との協定を結んでいます。

市民の避難計画

 

情報・通信システムの整備

 災害時には、通信施設の損壊や送電線の切断などの通信機能への多大な被害が予想されます。このため、複数ルートによりバックアップされた情報通信システムを整備し、防災関係機関との連絡や災害対策本部の情報収集・伝達機能を確保します。

自主防災組織の育成

 災害時には、電話回線や道路などの損壊により、防災関係機関の活動が十分機能しないなどの事態が予想されます。このため市民や事業所などが協力し、効率的に、初期消火、避難誘導、救出救護などの地域防災活動が行えるよう、自主防災組織の結成や活動を促進しています。

 市民のみなさんや事業所の方々には、自主防災組織の結成や活動に積極的に参加し、万一の際にも助け合って災害に対処できるよう努めてください。

防災訓練の実施

 災害発生時に対応できる技能を身につけるとともに、各自の役割に応じた活動が円滑かつ組織的に行えるよう、市では、毎年、防災週間(8月30日〜9月5日)に合わせ、総合防災訓練を実施しています。

 今年は8月27日(土)JR駅東口広場、9時から11時まで実施予定です。

災害ボランティアの活動支援

 災害時には、ボランティアの協力は、被災地の救援等を図るうえで大きな力となります。円滑かつ効果的なボランティア活動が行えるように、ボランティア活動の支援体制を整備します。

東海地震の警戒宣言について

 大規模地震対策特別措置法に基づき、昭和54年8月7日、東海地域(6県)が、地震防災対策強化地域として指定されました。

 本県は、強化地域に指定されていませんが、東海地震が発生した場合、局部的な被害発生の可能性があります。また、警戒宣言が発表された場合に、社会的混乱が生じることも予想されます。

 

 この防災に関しまして詳しい説明が必要という事がありますれば私共の方から出向きまして御説明申し上げたいと考えております。今後とも宇都宮防災の方を宜しくお願いします。

本日はどうもありがとうございました。

 

 

会長挨拶(矢嶋昭司会長)

 本日は吉成様、お忙しいところありがとうございました。

宇都宮は比較的災害が少ないところですが災害は忘れた時にやってくるといいます。大変な準備をして戴いて感謝しております。本日は大変参考なお話をありがとうございました。

 

 

テーブル紹介

Fテーブルの皆様

 

卓話予定

6月10日  「ガバナー補佐離任挨拶」

RI第2550地区 第3分区 ガバナー補佐 齋藤一郎様

          「委員長離任挨拶」

小林利也職業奉仕委員長

石下和毅100年委員会委員長

6月17日  「委員長離任挨拶」

                     真下 進社会奉仕委員長

                     浅野正蔵国際奉仕委員長

                     森田浩敏親睦活動委員長

 

 

会報委員 野田 正敬 会員

写  真 菅野 政仁 会員

メールアドレス:info@u-rc.gr.jp  
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