2005)平成17年8月23日 No.2657回 2005〜2006年度(第8回会報)

会員数 101名  出席者 72名  出席率 100%  前回修正出席率 100%

ビジター紹介(親睦活動委員会 中島 理副委員長)

斎藤宗琢様(ゲストスピーカー)

石川美有紀様(サンラフェール交換留学生)

会長挨拶(近藤隆亮会長)

 皆様こんにちは。新しい例会場は如何でしょうか? やっと新たにこの会場で例会を持つ事が出来ました。広さ的には前よりも多少狭いかも知れませんが十分皆様が入れるスペースでございます。この機会をとらえまして当クラブの本年度の運営の基本であります例会の出席に精を出して戴きたいと思います。

 

 

〜 新しい例会場風景 〜

幹事報告(真下 進幹事)

 まだ事務所の中はダンボール箱が一杯詰まっている状態です。パソコン等まだ配線が出来ていない為にメールでアクセスされた方々には大変御迷惑をおかけ致しております。

 会報委員会が移転第一号を作りたいと意気込んでいるのですが2、3日会報の配信が遅れます事おわび申し上げます。本日午後、力仕事が始まります。不要の書類を廃棄したいと思っております。ロータリー年鑑とか10年以上前のロータリー会計報告、現況報告書、委員会実績報告、ニコニコBOXの寄付等、ダンボール5箱位です。そこでお願いですがこれは要る、これは要らないというジャッジをして下さる方3人位いらっしゃれば大変助かります。どうぞ宜しくお願いします。

例会場変更特別委員会報告(関口快流委員長)

 例会場変更特別委員会の委員長を仰せつかりました関口です。新しい会場での第1例会が無事開催されましたので委員会はこれで解散させて戴きます。皆様の御協力有難うございました。19日の引越の節には日通の薄田様に大変お世話になりました。

サンラフェール委員会報告(石島 洋副委員長)

 早いもので3週間のプログラムを終了致しました。石川さんと佐山さんが御挨拶に来られる予定です。本日は石川さんが来られました。来週は佐山さんが来られる予定です。サンラフェールは大変楽しかったそうで皆様に一言御挨拶がしたいという事です。では石川さん宜しくお願いします。

石川美有紀様(サンラフェール交換留学生)

 皆様こんにちは。まず始めにありがとうございました。サンラフェールの3週間はとても楽しくて良い経験をしました。いろいろな所に行きました。特に記憶に残ったのはヨセミテ公園です。ヨセミテ公園のお話をしたいと思います。ヨセミテ公園は国立公園で、大きな所でした。そこにはホストファミリーのオマリー家とその娘さんエリザベスさんと一緒に行きました。ヨセミテではハイキングをしたりカヌーをしたり、キャンプファイヤーをしたりしました。アメリカはとてもフレンドリーで笑顔で話しかけてくれたりしました。サンラフェールに行って最初に思った事は、すべてが大きいという事です。車も道路もすべてが大きかったです。カレンの家で馬に乗ったのですが草原を走らせてもらいました。

 最後の日は見送り等きちんとしてもらいとても楽しくすごしました。

 ありがとうございました。

親睦活動委員会報告(斎藤高蔵委員長)

 親睦活動委員長の斎藤です。今日入口から入る時にお持ちになったと思いますが、本年度の親睦手帳が出来ましたのでお持ち下さい。印刷ミスがあれば次回注意させて戴きたいと思いますのでお気づきの方があればお申し出下さいませ。まだお持ちでない方は、お帰りの節には必ずお持ち下さい。

クラブ会報委員会報告(野田正敬委員長)

 会報委員長の野田です。今回例会場の移転に伴いまして恐らく私の会社が皆様の中で一番近い所在になるので大変ありがたく感謝致しております。8月19日(金)の会報ですが本日なんとか間に合わせる様試みましたがパソコンでの写真の配信、その他が間に合いませんでした。今週木曜日位にはインターネット上に配信できると思います。ペーパーに関しましては来週のこの会場で配置致しますのでご了承の程お願い致します。

単身赴任の会(佐竹隆史会長)

 単身赴任の会会長の佐竹です。8月10日第1回単身赴任の会が開催されました。会員の数ですが単身者29名、単身にあこがれる方が10名の39名です。第1回は27名の参加でした。3ヶ月に1回開催したいと思っております。単身者がどういう感じなのか知りたい方はいつでも入会を受付けております。

プログラム紹介(プログラム委員会 喜谷辰夫委員長)

 本日はお茶の話という事で裏千家淡交会栃木県支部常任幹事 斎藤宗琢様にお越し戴きました。斎藤さんは昭和24年生まれで昭和46年裏千家名誉教授 戸田宗寛氏の元にご入門されております。昭和53年北一の沢町に茶道の道場を開かれました。昭和62年宗琢というお名前を拝受されております。現在は裏千家業躰 戸田宗安氏に師事されて裏千家淡交会栃木県支部常任幹事をされており茶道一筋の方です。本日は文化的な香りのお話をして頂きたいと思います。ご静聴お願いします。

卓話「茶会に招かれて『茶の湯』とは」

裏千家淡交会栃木県支部常任幹事 斎藤宗琢様

 新しい会場になり本日初めてという事で先輩から記念だねと言われました。貴重と思いつつ卓話をお受けさせて頂きました。振り返りますと一度例会場がマスキンの時代に、青木さんから話があってお引き受け致した事がございます。それから17〜18年経ちますが、本日はこの様な席に呼んで頂きありがとうございました。

 お茶といいますとお茶に対する偏見がよくありましてという言葉を最初は使っていたのですが最近はそんな事はございません。茶会に招かれた事が皆様一度か二度あると思います。その時大変堅苦しくどうしていいかわからないのが現状だと思います。伝統といいますが一つ一つ体で体得していくのがこの世界です。お茶の世界では奉仕の理想が根底にございます。千玄室大宗匠が2年前大阪でロータリー国際大会の時に会長兼司会を務められ、お茶というのは国際的にも認められている姿なんだなあと嬉しく思いました。

〜 能『鉢の木』 「佐野のわたりの雪の夕暮れ」 〜

 鎌倉の昔、大雪に道をとざされた旅の僧と落魄した武士の佐野源左衛門常世が秘蔵の梅・桜・松の鉢の木を焚いて、僧、実は北条時頼に振舞う。

 ただこれだけの事ですが、形式がすべてです。日本の文化は形式が前面に出てきます。その形式を継承していく事が伝統を守るという事につながってきます。これが究極の応接でお茶における一つの形を表しています。この様に自分の大事にしているものを火にくべ応接したという事は、形式の中から一つの精神を見い出す事ができると言えます。

 例えば千利休が亡くなられて400年経っております。その千利休の教えの中でたとえば柄杓(ひしゃく)の扱いがございます。柄杓の置き換えは400年の内に2回転、3回転します。そこで一番大事な事はこういう形で柄杓が置いてあったのだという事を次の人がしっかり目に止めて心で伝えて継承して行く、これが大事です。「鉢の木」というのは裏千家の御家元で毎年行われる初釜で謡曲の演目が8つぐらいあるのですが、決してはずさないのが応接の心として『鉢の木』だそうです。私達日本に住んでいますと日本の風土をお茶の世界では大事にしなければいけないと常に思っております。

・春の花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけれ  道元

 この道元は京都の公家の生まれです。春は春らしく、夏は夏らしく、冬は冬らしいそこに文化が生まれたという事に頷けます。この古歌は人間の持っている五感を全部言い表しています。

・茶の湯とは いかなる物をいうやらん 墨絵に書きし松風のこゑ  元伯宗旦

 その絵を見た時、白と黒のコントラストその情景を見る人と、その白砂青松の絵の中に松風がふいている風の音を感じる人もいるかと思います。この古歌も五感を大事にしています。これが茶の湯なのです。

・明けやらぬ ねざめの床に聞ゆなり まがきの竹の雪の下をれ  藤原範兼

 これはお茶の関係したものではありませんがこの題は「雪を聞く」という題で一首歌いなさいという題が出されて読んだ古歌です。これこそ五感の一番敏感な所で昔の人はこういう五感を大切にしていたのだと思います。

 お茶会に招かれた時に何をどうしていいかわからないという事なのですが本日ここに掛軸を持って参りました。一番右の掛軸は滝を絵がき、五感の大切さを表わしています。次の掛軸は柳は緑、花は紅と書いてあります。

  客の心得(席入り)〜

一、 文字(黒蹟など文字の掛け物)か(掛)かり候。文字の心し(知)らずとも、「真実の道も此の内に有るべく侯か」と眼をつけて、床かまち(框)のきわ(際)へより侯て、拝見あるべく候。

まず正面に行って見て下さい。読めない時は皆さん、人に聞かないで「うん」と大きく心でうなづいて下さい。判らなくても結構です。

一、 絵賛の物かかりし候は、千里万里のきょう(境)地(深遠な心境)も此一重にこもり候やと、夢に見るべく候。心におもえば眼にそわなり候。

 すなわち一番右の絵の事です。今度お茶会に行かれた時は「本日の茶席はなんですか? これは」と聞いて見て下さい。茶会の意味がわかります。茶室に入った時はどうぞゆっくり歩いて下さい。といわれた事があると思います。

一、       花は時間の色成により、身もとお(遠)のけて、花に足音など静かに、水に浮きたる物にて候。

 とある様に花は浮いているものなのです。

一、 床にある物は、正面に向かい候。身ゆがみ候えば、かけもの(掛け物)すぐ(直)なるもみえがたき。

 掛軸は正面から見て下さい。わきから見るとゆがんで見えます。という意味です。実社会でも通用する様に人とは正面から会ってみるものだ、そうするとその人柄がよくわかるという事です。

これからお茶会等招かれる事があると思いますがその時は勇んで行って下さい。そして掛け物の前に座ってわかってもわからなくても一言心の中で「うん」と言って下さい。最後にお茶席の中では話して良い話と、話してはいけない話があります。話していけない話は「神仏、天下の戦、嫁姑、隣家の宝、人の善し悪し」といわれています。

本日はどうもありがとうございました。

 

 

 

卓話予定

9月 6日  「新世代の為の月間」

                   新世代奉仕委員会 石下年資委員長

9月13日  「会場移転祝い」

 

会報委員 小針 務  会員

写  真 岡橋 尚幸 会員

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