2006)平成18年5月30日 No.2693回 2005〜2006年度(第44回会報)

会員数 105名  出席者 65名  出席率 94.2%  前回修正出席率 94.2%

ビジター紹介(親睦活動委員会 松井公彦委員)

野口麻衣子様(ゲストスピーカー)

会長挨拶(近藤隆亮会長)

 皆様にFAXでお知らせ致しました。杉山孝様が5月11日享年95才にてお亡くなりになりました。5月21日付のはがきで奥様より福岡県の方から連絡を戴きました。杉山様は1976年に御入会されて1991〜1992年度会長をされました。1999年6月退会されその後名誉会員として当クラブに在籍されました。本日黙祷をささげたいと思います。−黙祷−

SAA

本日はミリオンダラーです。

親睦活動委員会報告(斎藤高蔵委員長)

 宇都宮9クラブ合同ゴルフコンペの御報告です。担当クラブの陽東ロータリークラブから参加に対する礼状が届いております。総合的には4位でした。御参加ありがとうございました。

 5月25日の東京の観劇会ですが、会員、御家族40名の方に御参加戴きました。当日は天気が良くて劇団四季キャッツ、花蝶で皆様楽しんで戴けたかと思います。御参加戴いた方々には厚く御礼を申し上げます。

雑誌委員会(田辺勇治委員長)

 ロータリーの友6月号が発行されました。31ページに宇都宮ロータリークラブの100年委員会の教育活動の取組についての記事が記載されております。お時間があれば是非お読み下さい。

ニコニコBOX委員会(ニコニコBOX 清水幸雄委員)

誕生祝:岡橋尚幸会員

結婚祝:岡橋尚幸会員、斎藤高蔵会員

桜井 歩会員:わずか5ヶ月というあまりにも短い期間でしたが本当にお世話になりました。5ヶ月間だけは、一度の遅刻もなく毎回出席できた事が誇りです。歌を作る程の才覚はありませんが、ちょっとニコニコだけしていきます。

佐々木光俊会員:5月11日6人目の孫、華ちゃんが生まれました。8人目まであと2人。

田辺勇治会員:ロータリー6月号にお陰様で当クラブの100年委員会活動の教育への取組についてが記事で掲載されています。1月号に続き2回目の当クラブの活動紹介となります。会員皆様の活動の結果がこのような形で紹介する事ができ、雑誌委員会としてうれしい限りです。

 

テーブルミーティング残金:C、Jテーブル

 

 

退会挨拶

 佐々木茂高会員

  3年間お世話になりました。6月1日付で東京に移動します。7月からNHK情報ネットワークという所に行きます。NHKの本体は35年間勤めました。本当にありがとうございました。

 桜井 歩会員

  わずか5ヶ月のロータリーの経験でした。転勤という「きん」に冒されてこの度去る事になりました。6月5日付で東京のグループ会社コーディアルコミュニケーションズという所に参ります。後任共々宜しくお願いします。

プログラム紹介(プログラム委員会 喜谷辰夫委員長)

 今日は日本経済の見通しという事で大和証券SMBCエコノミストの野口さんに来て戴いております。野口さんのプロフィールを御紹介させて戴きます。1999年3月慶應大学経済学部を卒業され1999年4月日本銀行に入行され国際局国際調査課のエコノミストとして御活躍されました。2005年1月から大和証券SMBCに入社され現在債券調査部経済調査グループエコノミストとして御活躍されております。どうぞ宜しくお願いします。

卓話「日本経済の見通し」

 大和証券SMBC(株)債券調査部経済調査グループエコノミスト 野口麻衣子様

 ただいま御紹介に預かりました大和証券SMBC(株)エコノミストの野口です。日本経済の見通しというテーマで今後の日本経済の展開を占う上でポイントになりそうな事や、金融政策の見通し等についてお話をして行きたいと思います。次のグラフをごらん下さい。

 

◎ 実質GDPバランス良い高成長 ◎

 経済全体で見ますと前年比は景気踊り場と呼ばれる状態が続いていた訳です。その後8月に政府日銀が同時に踊り場脱却を宣言致しました。又、景気踊り場脱却といった動きを交換し株価も急上昇したという事がありました。これを背景に個人消費も一段と盛り上がりました。1年を通じて見ますと前年比プラス3%でした。

◎ 20062007年度 日本経済見通し ◎

☆ポイント

  国内の景気は踊り場脱却が明確化。ただ、脱却後の成長ペースは以前程加速しない見込み(景気は既に成熟段階)。“いざなぎ”超え実現も、2007年度には軽度の景気後退局面に。

  米国経済は足許好調だが住宅投資に自律的減速感。利上げは5.0%(5/10日)で打ち止めの公算。過度のインフレ懸念による『米住宅バブル破裂→世界同時不況』は杞憂に終わろうが、13年振りの住宅市場調整や世界的なミニIT在庫調整を受け、米国経済は2006年夏場以降減速へ。外需は2005年度比低下する見込み

  交易条件の悪化継続、労働分配率の下げ止まりを背景に、企業収益増加モメンタムは鈍化。設備投資の伸びは縮小へ

  雇用・所得の緩やかな改善継続で、個人消費は底堅い推移

 

 2006年度以降の景気の展開というものを考える上で3つの大きなポイントに整理できるのではないかと考えております。まず1つは世界経済というのが今年の後半位から減連に向かうのではないかといわれています。

◎ 住宅価格の調整による米個人消費減速リスク ◎

 米国での住宅市場の調整というものがこのところ注目を集めております。右側のグラフをご覧下さい。米住宅市場と個人消費がかなり密接にリンクされております。これはフォーメイクィテーローンというしくみがあるといわれています。

いずれにしましても個人消費は減少していく方向にあるのだろうといわれています。米国経済の個人消費のシェアは7割近くにのぼっているのを考えますと個人消費が減少してくるというのはすなわち経済全体の成長力も段々減少してくるという考えでもあります。もう1つの大きな経済の中国経済ですが、こちらも先月末に中国人民銀行が貸出基準金利の引上げを決定致しました。現在中国経済は前年比10%以上の拡大をとげております。

 

◎ OECD先行指数、株価は世界経済減速を示唆? ◎

OECD先行指数、株価は世界経済減連を示唆をのせております。

 

◎ IT在庫調整と生産 ◎

 IT在庫調整と生産という事で左側に生産前年比と電デべ・非電デベ寄与をのせています。この出荷在庫バランスというのは出荷の前年比から在庫の前年比をさしひきまして1本のグラフにしたものです。0より大きければ出荷ののびが勝っているという事で次第に生産がふえていく可能性が高いといえます。

 

◎ 企業収益改善モメンタム鈍化 ◎

 企業収益改善モメンタム鈍化です。企業収益が次第に鈍化していく背景ですが燃料の高騰やこの所の経済価格等が企業にとってのコスト増がこれまで以上に認識されていると考えております。一方では企業はキャッシュフローを潤沢に手元に持っていると言われています。

 

◎ 積みあがる設備のストック ◎

 3つのポイントとしまして考えられるのは、個人消費の堅調というのはこれからも景気たずさえとして機能し続けるのではないかと考えます。

 

 

 

 

 

 

◎ 雇用者所得の改善定着 ◎

 

◎ 雇用関連指標〜緩やかな改善継続 ◎

 

       リストラ局面は終了し、雇用需給はタイト化 ◎

 

◎ 賃金も持ち直し、労働分配率に下げ止まり感 ◎

 今年度の見通しとして賃上げが大幅に行われるという見通しがでております。以上の想定の元で物価や金融政策はどの様に予想されるでしょうか。

☆物価動向・金融政策

 ●2006年度2007年度のコア物価は、+0.2%0.3%でほぼ横這い。

  需給ギャップがプラス化する下でのインフレ上昇基調が想定される一方、石油製品のプラス寄与縮小、基準改定などのデフレ要因も存在。

 ●メインシナリオは、年度内にコールレート0.5%へ。

  “2本の柱”に基づいて経済・物価情勢を点検し、情勢の変化に応じて徐々に金利調整を行う。

  堅調な景気指標を背景に79月にも利上げが有り得る。ミニ踊り場(IT在庫調整)の後、来年13月期に2度目の利上げチャンス。が、先行きの景気見通し・金融市場動向次第では、年内に踏み切れない可能性も。

 

◎ 特殊要因、基準改定を踏まえたコアCPI前年比の今後 ◎

基準改定の影響は▲0.3Pt弱の公算

 今後の展開を考えますと2006年末にかけて前年比0.2%0.3%減少していくと考えられます。

 

       2つの「柱」に基づく経済・物価情勢の点検 ◎

 第1の柱では、先行き1年から2年の経済・物価情勢について、最も蓋然性が高いと判断される見通しが、物価安定のもとでの持続的な成長の経路をたどっているかという観点から点検する。

 物価安定のもとでの持続的成長を実現していく可能性が高い。

 第2の柱では、より長期的な視点を踏まえつつ、価格安定のもとでの持続的な経済成長を実現するとの観点から、金融政策運営に当たって重視すべき様々なリスクを点検する。具体的には、例えば、発生の確率は必ずしも大きくないものの、発生した場合には経済・物価に大きな影響を与える可能性があるリスク要因についての点検が考えられる。

 企業の収益率が改善し、物価情勢も一頃に比べ好転している状況下、金融政策面からの刺激効果が一段と強まり、中長期的にみると経済活動の振幅が大きくなるリスクには、留意する必要。

 

 日本銀行の政策はどうなるかというと現在は2つの柱に基づいて点検しますという事をしています。

本日は御静聴ありがとうございました。

 

卓話予定

6月13日  「埼玉スタジアム建設の裏話」     

鹿島建設(株)柳田 正会員

会報委員 佐藤登美雄 会員

写  真 野田 正敬 会員

メールアドレス:info@u-rc.gr.jp  
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