(2009)平成21421 No.2828 20082009年度(第38会報)

会員数 98名  出席者 51名  出席率 65.3%  前回修正出席率 65.3

ビジター紹介(親睦活動委員会 大島勉委員)

藤原宏史様(ゲストスピーカー 宇都宮市教育委員長)

会長挨拶(斉藤高蔵会長)

 本日は皆様ご苦労様です。本日は移動例会で時間を夜に変更させて頂きました。この後、第二回のクラブフォーラムを予定させて頂いております。プログラムについては奉仕プロジェクト委員会、新世代委員会の二つ目の委員会に担当して頂き、予定させて頂いております。本日の夜間例会は約50名の御参加を頂いております。最後までフォーラム、又、その後の懇親会をお楽しみください。

幹事報告(柴田副幹事)

 今後の日程を御報告させて頂きます。426日地区大会の本会議が教育会館であります。9時登録・930分開会です。全員登録になっておりますので皆様御参加お願いします。

 428()は特別休会です。55()は法定休会です。512()が例会になります。宜しくお願いします。

奉仕プロジェクト委員会(宮本隆昌委員長)

 本日のフォーラムへ概要をお知らせします。今日のフォーラムの中には100年委員会の方の事業が今年度終了致しました。皆様のお手元に資料があるかと思います。そちらの方の事業報告をさせて頂きます。その後に後藤先生と藤原先生からお話を戴きます。その後、質疑応答フロアーとパネラーの意見の交換をして頂いて、皆さんで教育に対する問題意識を持って頂きたいと思います。

ロータリー情報委員会(矢嶋昭司委員長)

 皆様、こんばんは。クラブフォーラムはロータリー情報委員会の行事の予定に入っておりまして、年に二回大きな事業を担当しています。今日はRI会長のテーマの「夢」を形に、本年度斉藤会長にも年頭の挨拶で地域社会の大きな資源である子供達に光を当てたいという御挨拶を頂いて奉仕と親睦を充実させ、皆で行動をという年度テーマを掲げていらっしゃいます。この様な背景で第二回クラブフォーラムは社会貢献活動を中心としてテーマを取り上げます。100年委員会はロータリークラブには優れた経験の持ち主が沢山いらっしゃって、何か地域社会に貢献できることはないかと教育問題にお手伝いできないかと支援活動をスタートしました。私共情報委員会の役割が果たせるのかなと思っています。どうぞ宜しくお願いします。

100年委員会(松井委員長)

 皆様、こんばんは。簡単に100年委員会はということで御説明します。宇都宮市内の小中学校を対象に学校では体験出来ない外部講師による授業を提供するという活動をしています。目的としましては現役の社会人からどのような事を学んでいけば良いか、少しでも把握してもらえればと願っております。これらの授業を通して生徒たちが自己啓発や夢を持っていくことを目的としています。120日陽光小学校5年生を対象に講師を派遣しました。田辺さんと長谷川さんにお願いしました。226日宮原中学校1年生を対象に講師を派遣しました。32日桜小学校に卒業記念で6年生を対象にJTBの丸郷さんに講師をお願いしました。34日豊郷中学校1年生を対象に講師を派遣しました。

 問題点があります。講師の派遣が宇都宮ロータリークラブだけでは、二校〜三校が限界です。講師の方の宇都宮ロータリークラブの会員以外の方には御車代を出しました。平日ですので皆様現役なので自分の仕事を休んで講師に来て頂いていますので、今後手当を考えていかないといけないと思っています。ざっとですが今年度の事業報告をさせて頂きました。

パネラーの御紹介(宮本隆昌プロジェクト委員長)

 本日パネラーのお二方を御紹介致します。後藤先生は元宇都宮市立豊郷中学校の校長先生でした。校長先生時代に宇都宮ロータリークラブの卓話に来て頂いております。20059月です。現在は県の中学校の校長会の事務局長をされています。今日は学校現場という所からロータリーを見た、という事でお話を戴きます。

もうお一方は藤原先生です。藤原設計事務所の代表取締役でいらっしゃいます。この度、宇都宮教育委員長を受けるという事で、とりあえず宇都宮ロータリークラブを休会されています。宇都宮ロータリークラブの中から見た教育関係のお話をお願いします。

クラブフォーラム

元宇都宮市立宮の原中学校校長 後藤様

 昨年まで宮の原中学校の校長をしていました後藤です。私は教育現場では37年間教えて、退職しまして、今は校長会事務局でコンセーレの隣の教育会館の4階に第二の人生として勤めることになりました。

学校現場を振り返って感じることは、先生方はやるべき教育課程の中で慌しく過ごしている、その多くが教科書を中心としにしながら子供達にマンネリ化した口調で教え込んでいるという事が現状です。地域の教育力を生かしていこうというのを私は以前から考えていました。数多くのところで地域の方々の力を借りながら、学校経営を進めようと取り組んできました。地域の取り組みは1年生、2年生、3年生、それぞれの長いスパンの中で子供達の将来に向けて目を養っていこうと1年生の職業について興味を持ち、自分はどういった生き方をしたら良いか職業人に学ぶ会を企画しました。そこへ丁度、ロータリークラブの方で、学校教育に役だつ事は無いか、ということで申し出があり、ロータリーの方と協議の会を開きました。今から5年前、ロータリークラブの100年委員会の中でロータリーの教育力を学校に生かすということがスタートしました。学習しても右の耳から左の耳に抜けてしまうことが多い中で、学校としては子供達にインパクトのある何かを時々入れていきたいと思っています。

子供達が卒業した後に私への手紙の中で、多くの子が「朝会の中で後藤校長が言ったこの事を今これから人生の糧にしたい」と書いてありました。私の朝会は体験談や実生活の中から取り出した話しかしませんでした。例えば、トウモロコシの話、めだかの話、蟻の話、竹の話、バターの話等です。トウモロコシは私の母(85歳)が総入れ歯にもかかわらず、大好物なのです。採りたてのトウモロコシを茹でて、すぐ食べると最高に甘く、美味しいのです。食べ頃は23週間です。ずっと食べられるために私は

23週間おきに1列ずつ種を植え付けていきました。お互い協力し合ってこそ、良いものが育つ・協力するだけでなく、切磋琢磨しながらお互い良いライバル意識を持ちながら競争心を高めながら伸びていく、それがいかに良いものができるもんだと話をしました。

今後ともロータリークラブの力を借りながら、これからも職業人に学ぶ会を続けるよう話をしました。今後とも宜しくお願いします。

 

クラブフォーラム

宇都宮市教育委員長 藤原宏央様

 皆様お久しぶりです。私は教育委員長を拝命しまして半年経ちました。教育委員会に入って大変難しいところが一杯あります。いくつもの組織があります。教育委員会の組織なりをお話します。

 中央教育行政の組織の運営に関する法律によって昭和31年に定められています。教育委員会法は昭和24年にできました。法律に定められている委員会は委員がいて、会議があります。人数が決められています。栃木県は委員の6人の教育委員会の委員がいます。都道府県ならびに全国の市町村に設置されています。委員は何をしているのか、あがってきた案件に議決をするという機関です。教育委員会の任務は都道府県ならびに全国の市町村に属する学校機関、それに関するすべてのことがあります。その他、生涯学習、文化、スポーツすべて入っています。宇都宮市に勤めている先生方はほとんど県の採用、人事でまかなっています。「長」と名の付くものは2名います。1人は委員長、もう1人は教育長です。教育委員は原則5人です。任期は4年です。教育長は、事務局を代表する仕事です。教育委員会指揮監督のもと、教育委員会に属する権限もすべてその事務を司り、事務局を統括しては、属する職員を指揮監督します。教育委員長も委員の1人です。委員長は委員の中で互選にて決めます。教育長は委員長を除いた中から指名で決めます。教育委員長の任期は1年です。私の任期は今年の10月までです。私が教育委員になって4年になります。文科省の政策の基本は教育基本法です。元々は、非常に簡単な法律でしたが、2006年改定になりました。教育の方針は国民に対して社会的責任をもってやれとかかげていましたが、今は教育の方針はなくなり、教育の目標の形になりました。2000年、2003年、2006年世界的学力テストをやるたびに学力が低くなりました。日本の学力はうんと下がっているといわれてきました。現在のゆとり教育からつめこみに変化しました。フィンランドは2003年、2006年、すべての項目にトップを取りました。どこで学んだかというと日本の633を基本にしました。フィンランドはできない子、落ちこぼれがいなくなりました。一番重要なのは先生のパッションが失われ、ミッションが強いことです。教育の現場はあくまでも学校です。学校が意欲的に取り組んでくれないと、なかなか押し売りはできません。中学一年生(中一ギャップといわれています。)の時にいじめ・不登校が増えるという傾向がここ何年も続いています。こんなところで討論の中でお話させていただきます。

 

 

Q1:今、中高一貫校は結構人気があるそうで、公立学校でも結構競争率が激しいと言われています。そこのところを教えて下さい。

藤原様:宇都宮市は小中一貫校を始めています。県は中高一貫をしています。宇都宮東高校と佐野高校です。中高一貫は学力中心です。人気は高いです。小中一貫は社会性を身に付ける教育です。

後藤様:小学校は学校担任制一人で全て教える、子供達を把握しやすいのです。中学校は教科担任制で週に14回位なので子供達のことを把握しにくいのです。

 

Q2:私は医者をしております。昨年、学校問題検討会議があり参加しました。先生方の淫行、盗み、酒気帯び運転があったと聞きましたが、一番問題になったのは体罰でした。教育現場において先生は育ての親ですので、体罰に教えて下さい。

後藤様:先生方の間で体罰はやりにくくなっております。親の中にもぶっとばしてもいいからきちんと指導してくれという意見があるのも事実です。限度を超えた体罰は人権の問題になります。暴力は良くないという認識でいます。

藤原様:体罰が問題になるということは保護者の方からの電話です。直接警察に電話をします。どこまで社会が成熟してそれ自身がそれはおかしいぞと皆さんが分かれば大丈夫です。保護者の方はいろいろな方がいます。社会がちゃんとすれば先生のストレスが無くなり逆に体罰が無くなると思います。

 

Q3:私の親戚が先生をやっています。子供をなぜ指導できないかを聞くとPTAがおっかないといっていました。社会が成熟していないことは学校の先生がパッションをもてない原因かなと分かりました。教育委員会と学校がPTAとどのようなコミュニケーションをとっているか教えて下さい。

後藤様:学校は今、保護者の協力が不可欠です。家に帰っている子供達が学校のことを話す。それが喜び、不満等があり、親の考えで大きな違いがでてきます。保護者の方々に学校を理解していただく為に、学校が最大限の力を入れているところです。

藤原様:宇都宮市の計画では小中一貫を目指した地域学校園という捉え方をして地域、保護者、学校が、

一体となって交流を図っていこうと思っています。

 

Q4:私も2回くらい講師をしました。会社の者を2回派遣させて頂きました。取り組みを数年してきましたが、変わってきたと思われる違いがあれば、教えて下さい。

後藤様:新たな学校に行った時、はじめは先生方に抵抗がありました。ロータリークラブの組織の中で、全て準備をやって頂いております。取り組みに対して、やってみて終わると、子供に対して、惜しまずやっていった結果、先生方の理解が高まったと思います。

藤原様:子供達が私にくれた感想文が全てです。

 

Q5:本日来られた講師の方は宇都宮ロータリーが何をしようとしているのかお分かりになっているお二人です。宇都宮ロータリーとこれからなにができるかとう点で議論をして頂きたいと思います。

藤原様:私も講師をして、生徒がいきききとしてすばらしい事と思います。教育委員会と事務局も学校の先生と同じです。任務が一杯です。学校現場がどのように動いていくか重要かと思っています。

後藤様:学校は毎日、日々仕事を消化するのが大変です。新しいものを取り入れることは、校長の並々ならないリーダーシップが必要です。今回のロータリーの100年委員会と一部の中学校との間に基盤ができたと思います。

会員:雀宮中学校で講師をさせて頂きました。貴重な体験をさせて頂きました。職種の場合、子供の狭い範囲の要望だと思いますので、皆様、ぜひ会員の方は講師をされたらよいと思います。中学校の方からお声がかかるよう続けていければと思います。

 

----------------------- 第2回クラブフォーラム --------------------------------

 

 

---------------------- 国際ロータリー2550地区大会 ---------------------------

 

 

 

 

会報委員 森木田 進 会員

写  真 笠原  純 会員

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