(2009)平成2246 No.2870 20092010年度(第34会報)

会員数 96名  出席者58名  出席率69.8%  前回修正出席率69.8

ビジター紹介(親睦活動委員会 荒井規雄委員長)

 荒井雅彦様(ゲストスピーカー)

石井隆詞様(文星芸術大学附属高等学校インターアクトクラブ顧問)

市原尚人君 渡辺竜也君 釜井繁季君 田中洋光君

     (文星芸術大学附属高等学校インターアクトクラブ生徒)

会長挨拶(久保井一臣会長)  

  弁護士荒井雅彦様のご来訪を歓迎申し上げます。

  

  高校生RYLAに参加された文星芸大附属高の石井先生・市原君・渡辺君・釜井君・田中君の

  ご来訪を歓迎申し上げます。後ほど、ライラセミナーの修了証をお渡しいたします。

 

  今年度は「ロータリーを見直す一年」です。そろそろ委員長の皆様に研究の成果を発表してい

ただきたいとおもいますので、よろしくお願い申し上げます。

 

誕生祝(親睦活動委員会 荒井規雄委員長)

 木村正樹会員 笠原純会員 中村成一会員 天谷健二会員 飯村悟会員

結婚祝(親睦活動委員会 荒井規雄委員長)

 熊本勇治会員 齋藤一郎会員 久保井一臣会員 助川通泰会員 加藤幸夫会員 早津次彦会員

奥様誕生祝(親睦活動委員会 荒井規雄委員長)

 荒井あや子様 杉さよ子様 柴田しのぶ様 熊本直子様 三柴都市江様 中村三枝様

 藤井幸子様 上野敬子様 舘野友美恵様

幹事報告(岡ア善胤幹事)

 第10回理事会を開催しました。7月1日期首96名(他・名誉会員2名)4月1日現在96名(他・名誉会員2名)です。新入会員2名退会者5名ですが、この退会者の方は、後任の入会者が決まっています。5月30日市内9クラブ親睦ゴルフ大会が行われます。ご参加の程お願いします。5月18日第2回クラブフォーラムが奉仕プロジェクト委員会と新世代奉仕委員会の担当で行われます。5時30分開会です。4月29日新入会員セミナーが宇都宮グランドホテルで2時開会で行われます。入会3年未満の会員が対象になります。パスト会長会議が開催されます。チリ大地震につきましてはチャリティーをお願いします。4月17日烏山ロータリークラブ50周年式典又4月18日小山ロータリークラブ50周年の式典がそれぞれ行われます。

インターアクト委員会報告 新世代奉仕委員会 矢嶋昭司委員長

 宇都宮ロータリー・クラブが応援しています文星芸術大学附属高等学校の石井先生、インターアクトの4名の学生さんがお見えになっています。3月21日・22日ライラセミナーが行われました。その時参加された感想を述べて戴きたいと思います。これも指導者訓練の一環です。

インターアクト顧問 石井隆詞様

 皆さんこんにちは。インターアクトの顧問をしています石井と申します。今日はお招き戴き誠に有り難うございます。先日参加して来ましたライラセミナーの感想を述べたいと思います。当日は生徒5名が参加したのですが本日1名が家事都合で欠席していまして、その生徒の感想文を預かってきましたので私が最後に代読したいと思います。それでは1人ずつ発表していきます。

釜井繁季君

 こんにちは。私がこのライラセミナーで最も学んだ点は、他人と共同で物事を行う事に関心が深まった事です。又このセミナーを通じての改善点は自己主張をしてしっかりする事です。ここぞという時に人見知りをせずに自己主張の出来る人になりたいです。

市原尚人君

こんにちは。ライラセミナーを通じて学んだ事と反省点を発表します。学んだ事は、人との交流です。セミナー中、他の地域の人や外国の人と沢山交流が出来ました。今後の改善点は、積極的に話しかける事です。又英語をもっと勉強して外国の人と話をしたいです。これらの経験をふまえて、学校でも知らない人と交流を深めたいです。

渡辺竜也君

 こんにちは。ボランティアで学んだ点は、コミュニケーションの難しさです。又このライラセミナーを通じて自分の欠点を見つけることが出来ました。それは、自分は人見知りなので相手が話しかけてくれるのを待っていました。これからは、この経験を学校生活に活かしていきたいです。

田中洋光君

 こんにちは。ライラセミナーでは、知らない学校の生徒や留学生の人達の姿を見てワクワクしました。レクレーションが始まると、私は臆する事無く様々な人に話しかけました。色んなタイプの人がいて楽しかったです。親しみ易く気軽に話しかけるよう心掛けました。ライラセミナーで学んだ事は、人との接し方と相手に対する礼儀です。こらからこの経験を活かしたいと思います。

今井ともあき君(代読:石井先生)

 ライラセミナーを体験して学んだ事は、自分から積極的に話しかけないと駄目だという事です。一番の収穫は、積極性を学ぶことが出来た事です。これによって人見知りも改善されたように思います。これからの生活に活かして生きたいと思います。

石井先生

 生徒に感想を聞いてみましたところ全体的に参加できて良かった、ライラセミナーに参加し素晴らしい体験が出来、感謝していると申しておりました。又機会がありましたら参加したいと申しておりました。今後とも宜しくお願いします。有り難うございました。

プログラム委員会(大島勉委員長)

 皆さんこんにちは。本日のゲストは栃木県弁護士会から荒井雅彦弁護士にお越しいただきました。お話は裁判員裁判、裁判員制度についてお話を戴きます。荒井先生は、昭和29年のお生まれで昭和60年に司法試験に合格、昭和63年から弁護士としてご活躍されています。昨年度まで栃木県弁護士会の副会長をされていました。今日は弁護士の立場から裁判員裁判についてお話し戴きます。荒井先生よろしくお願いします。

卓話「裁判員裁判について  - 弁護士の立場から -  」

                栃木県弁護士会 荒井雅彦様

 ご紹介にあずかりました弁護士の荒井でございます。皆さんこんにちは。宜しくお願いします。私は、弁護士の立場からお話させて戴きます。実は栃木県弁護士会では、昨年5月に裁判員裁判制度が実施される以前のことですが、この制度は考えるべき問題があるので、実施を延期して、改めて議論をし尽くしてから考えてみたらどうかという決議をしておりました。すでにこちらでお話をされました裁判所や検察庁とは意見が異なると思います。裁判所や検察庁は、裁判員裁判の積極的な意義をお話になって「是非この制度を進めていきたい」というお立場のお話をされたのではないでしょうか。栃木県弁護士会の立場はもう少し慎重ですし、又私の個人的な意見も交えながらお話ししますので、やや消極的な立場からのお話になるかと思います。弁護士の集まりとしては、日本弁護士連合会(日弁連)というのがありまして、日弁連の中でもこの裁判員裁判制度に対する対応が人によって異なっています。制度の意義を積極的に評価し、積極的に進めていくと考えている弁護士もいれば、絶対に反対であるとか、非常に問題のある制度であると考える弁護士も実はたくさんいます。しかし組織として意見を統一する事になりますと、日弁連の公式の意見としては「裁判員裁判制度は結構である」となってしまうのです。その中で栃木県弁護士会は言わば異色の立場を取っている弁護士会であるといえるかと思います。お話が重複する部分もあるかと思いますが、裁判員裁判がどういう制度なのか簡単にご説明したいと思います。平成21年5月21日から裁判員裁判という新しい刑事裁判が実施されています。どういう事で始まったかと言いますと、どうやら発端は小泉政権の構造改革路線から始まったものといわれています。その中身としては、大胆な規則緩和をすることで市場の自由競争が進展する。そうしますと必然的に自由競争の結果として敗者・弱者が沢山生まれてきます。それをどのように救済するか。事前に弱者を生み出さないよう規制の網をかけておくことが出来なくなりました。必然的に生まれた弱者を事後的に救済しようという考え方、その事後的救済を司法によって行うという考え方が構造改革・規制緩和路線の考え方です。そこで弱者救済のために司法の機能を強化しなければならないと言う発想から、司法に対する国民参加の流れの中で、刑事裁判も国民が自ら担っていこうと言う考えで生み出された制度、と説明されます。この裁判員裁判制度は原則として専門的な職業裁判官が3名、選挙権を持つ一般国民の中から無作為に選ばれた方々を6名裁判員として選任し、合計9名の裁判体制を構成して刑事裁判を行っていきます。対象となるのは重大な事件です。軽い犯罪、例えば窃盗などは対象になりません。被告人は裁判員裁判を受けるのか、あるいは従来の職業裁判官だけの裁判を望むのか選択権はありません。一定の重大な犯罪の嫌疑で起訴されると必ず裁判員裁判の対象になります。日本の裁判員の権限としては、裁判官とほぼ同じ権限が認められています。起訴された犯罪事実があったかどうか、有罪か無罪かの判定を行います。それだけではなく量刑も判断していきます。これから栃木県では年間50〜60件の裁判員裁判が起きてくるだろうと予想されます。1件の裁判員裁判について裁判員が6人、補充裁判員が2人の計8名の裁判員が選ばれます。1年で4000〜5000人が裁判員に選任される可能性があります。裁判員には守秘義務が課せられ、これは終生つきまといます。違反しますと刑事罰が課せられます。裁判員に選ばれたら辞退したいという方も多くいらっしゃるかと思いますが、特別な理由があり裁判所にその理由が認められなければ辞退は出来ません。以上が制度のあらましになるかと思います。勿論、この裁判員裁判には積極的な評価をする意見もあります。裁判は国民にとっては縁遠いもので「良く分からん」という話があり、それを直していこうという動きや、職業裁判官だけでは一般の常識からかけ離れてしまっているのではないかという批判がありましたので、刑事裁判にも国民の一般的な常識を反映させようとする制度だとして積極的に評価する意見もあります。但し、刑事裁判は非常に任務が重いわけであります。人の一生を左右する。そもそも有罪か無罪かどう判断するのか。素人の方が証拠を正しく判断していく任務を負わなければなりません。一般の方が荷が重いと思われるのは当然の話です。それから死刑かどうかという話になってきますと、実は死刑判決が問題になるような裁判を担当するのはプロでも気が重くプレッシャーになるものであります。そういうものを一般国民の皆さんにも担っていただくのはどうか、精神的負担をどうするのかという事について、国民の義務だからやむを得ないと言い切ってよいのかという批判もあります。精神的な負担については、重大な事件が対象ですから、望んで選任された訳でもない一般の方が、裁判員として大変むごい場面に直面させられるケースもあります。ひどいご遺体の写真を見なければいけない事もあります。強姦事件の気の毒な被害者の供述があれば、それを聞かなければなりません。人によってはトラウマになる可能性もあります。望んでいない人でも、そういう場面に直面しなければならず、その様な問題についてどう考えているのか良く分かりません。そもそも国民には納税の義務、勤労の義務、子供に教育を受けさせる義務というのが憲法に定められていますが、人を裁かなければいけないという義務は憲法には定められていませんので、この制度自体憲法違反なのではないかという意見もあります。又先程も申しましたが日本の裁判員裁判は守秘義務が非常に厳しく定められています。裁判員裁判という貴重な体験をしても、それを裁判員の方々に話して戴いて、「あーだった。こうだった。この裁判について私はここが問題だと思う」というような議論が出来ないようになっています。仮に裁判員裁判の中で問題が起きたとして、その問題をどのようにして直していくかの材料が出てこない制度になっています。従って仮に問題が起きたとして、問題を直していく仕組みを持っていない制度であります。これがとても問題であるという意見が多くあります。それと一般の方々は知らない事でありますが、何故裁判員制度が出てきたのかという事、何処で議論したのだろうか、どの程度議論されたのかという事が一般には殆んど知られていません。専門家の間でも余り情報が無い中で提出され、いつの間にか決まって行った制度という印象が強くある制度です。国会で充分に議論されたのか疑問のある制度です。又裁判員を本来の生活から長い間切り離して拘束する事は出来ませんので、裁判自体は手短にしなければなりません。その為に公判の前の手続をします。プロの法律家、裁判官、検察官、弁護人が集まってどの証拠を使うか公判前整理手続で整理してしまいます。この手続で裁判の勝敗が決まってしまう可能性すらある手続です。いざ裁判が始まると裁判員の皆さんは、整理された資料だけしか見ませんので、果たして正しい判断が下せるのかどうか懸念があります。これまで何件かすでに裁判員裁判で判決が下されていますが、量刑が重いという傾向を感じます。これまでが軽かったのだろうという意味で一般の国民感情の刑事裁判への導入として、制度の当然の結果と捉えるべきだと考える意見もありますが、今までのほぼ5割増、事案によっては倍の量刑が出ており非常に厳しい判決が下されています。刑事裁判の目的は罪を犯した人に適正な量刑を下すという事がありますが、一方で、罪を犯した人の更生を考えなければならないのですが、一般の裁判員はその事件のインパクトが強すぎて、更生まで考えが及ばないように思えます。最近、話題になっています足利事件、あるいは鹿児島の志布志事件といった事件を考えて戴くと分かりますが、いったん警察に捕まりますと無実の人でも孤立無援の状態になってしまうことがあります。捜査機関によって提出された証拠だけで、「この人は無罪だ」と認定するには、大変な困難と時間を必要とします。足利事件のような悲劇を防ぐには、被告人の権利をきちんと守りながら刑事裁判、もっと言えば刑事手続き全体を行う必要がどうしてもあります。裁判員裁判が、こうした刑事被告人の権利保障の機能をきちんと持っているのか、疑問に思う点は多いのです。今日の私の話は、あるいは一方に偏った話になった可能性があります。その点についてはご容赦戴きたいと思います。ですが、こういった意見が法律家の中にも少なからず存在するという事を知っていただきたいので、敢えてお話しをさせていただきました。ご清聴有り難うございました。

 (4月) 雑誌月間

  13日  ロサンジェルス・建築サマースクールの体験

        酒井誠会員

  20日  @agriの取り組みとアグリビジネスの可能性

        松本 謙さん       潟tァーマーズ・フォレスト社長

  27日  未定

(5月)

   4日  休会

会報委員 田中  彰 会員

写  真 木村 正樹 会

メールアドレス:u-rc01@silver.plala.or.jp
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