(2011)平成24214 No.2956 20112012年度(第30会報)

会員数 93  出席者 64名  出席率 78.5  前回修正出席率 79.6

MU会員 北出幸一会員 林修三会員

 

ビジター紹介(親睦活動委員会 飯村悟委員長)

 佐藤栄一様(ゲストスピーカー 宇都宮市長)

 岩埼正日登様 藤井モト様 河野慶太様(宇都宮陽北ロータリークラブ)

 新見徹様(宇都宮90ロータリークラブ)

 

会長挨拶(青木直樹会長)

 本日の卓話は、佐藤栄一宇都宮市長さんです。皆様ご存じの通り市長になられる前迄は、宇都宮ロータリークラブの有力なメンバーでした。市長になってからは、名誉会員になって長い事お世話になっております。本日は市長さんからお話を聞けるという事で楽しみにしております。

 来週の月曜日、気仙沼までトラックの寄贈で行って参ります。又ご報告させていただきます。

 

快出席祝(出席委員会 吉川博宣副委員長)

 藤井清会員(58年)舘野弘一会員(40年)関口快流会員(31年)田ア秀穂会員(21年)

 喜谷辰夫会員(19年)森田浩敏会員(15年)岡ア善胤会員(6年)

 

幹事報告(林幹夫副幹事)

 宇都宮陽北ロータリークラブよりIM開催のご案内が届いております。日時は3月3日(土)15時30分登録開始、16時点鐘です。事務局の方から案内をお送り致します。皆様ふるってご参加下さい。

 先週お配りしましたガバナー月信の件です。その中に当クラブの青木会長がコメントを寄せております。会員の方々は是非ご覧下さい。感想がありましたら幹事の方まで戴ければと思います。

 

ニコニコボックス委員会(田嶋久登志委員)

 誕生祝:伏木克元会員

 結婚祝:木下恒彦会員 関雅樹会員 林修三会員

 快出席祝:喜谷辰夫会員 森田浩敏会員 岡ア善胤会員 藤井清会員 舘野弘一会員

 奥様誕生祝:関雅樹会員 斎藤高蔵会員 藤井清会員 木村正樹会員

 木下恒彦会員:明賀さん、ありがとうございました。末永くお使いください。

 B.E.Fテーブルミーティング残金として。

 

プログラム委員会(辻博明委員長)

 本日の例会プログラムは、宇都宮市長佐藤栄一様をお迎えしての市長卓話です。今から8年前、市長に立候補される迄は、当クラブの会員でした。その後市長になられ当クラブの名誉会員を続けて戴いております。どうぞよろしくお願い致します。

 

卓話「宇都宮市の将来像について」

 宇都宮市長 佐藤栄一様

 

 皆様こんにちは。宇都宮ロータリークラブ例会にお招きいただき、心から感謝いたしますとともに、名誉会員という立場におかせていただきお礼申し上げます。今から8年前、平成16年11月の宇都宮市長選挙前の9月までは、宇都宮ロータリークラブの会員として例会に出席しておりました。今日は、先に開催された比企ガバナー率いる国際ロータリー第2550地区の本年度地区大会でいただいたエンブレムをつけております。

 昨年の3月11日、東日本大震災による大きな被害に見舞われました。全国的には今でも復興がままならない状態で電力不足でもあります。この震災では、宇都宮市も、一般家庭で全壊が9棟、一部損壊以上が約1万7千軒と大変な被害を受けました。公共施設では、清原球場で本柱6本が全て使用不可になるなどの被害があり、プロ野球の公式戦ができませんでした。清原体育館も使用できませんでした。清原中央小学校、清原東小学校も大きな被害を受けました。清原中央小学校は建て替えをしなければならない程のダメージを受けました。これからもいつ大きな震災が起こるか分かりません。避難所に食料、物資をさらに多く保管し、身近な避難所で、ある程度の避難生活を送れるようにします。また、この震災では、当初携帯電話があまり通じなかったのですが、市ではMCA無線が活躍しました。本年更に増設し、計586台の無線を配備し、いつでもどこでも連絡が取れる体制を作ってまいりたいと思っています。子ども達と保護者、学校はメール等を使用し、行政で費用を持ち、いつでもどこからでも連絡が取り合えるようなシステムを構築していきたいと考えています。

毎日新聞の朝刊の記事によりますと、東日本大震災のあった3月11日からまもなく、ベトナムの記者が被災地へ取材に来て、凍えそうな小さな男の子にジャンパーをかけてやりバナナを渡したそうです。ところがこの少年は、空腹であるにも関わらず、避難所である体育館に戻って、皆が共有する食料置き場にバナナを置いて自分では食べなかったそうです。この記者は、「こんなにも素晴らしい子どもがベトナムにも居るだろうか?日本人は凄い」という事をベトナムで記事にしたところ、約8千万円の義援金が集まり、しかもその義援金のほとんどは「バナナを食べなかった少年に送ってほしい」との条件つきであったそうです。

私は、我が国は「人間力」に重点を置く道を歩むべきだと思います。子どもも大人も高い人間力があればどの国にも負けないはずです。人間力の育成に力とお金を注ぎ、世界から評価される国になれば、様々な国際問題が山積する中にあっても、我が国が世界の真のリーダーになるのは必然です。

大正時代が始まって今年で100年になります。太平洋戦争の戦闘で亡くなられた方は約230万人、その内200万人は大正生まれの方と聞き及んでおります。それほどの犠牲を乗り越え、戦後の高度経済成長を経て、こんなにも豊かな日本を作り上げてきました。しかしながら、バブル景気がはじけてからの20年間は、「失われた20年」と表現され、若者たちにとてつもない悪影響を与えていると思います。最近のアンケートでは「持たない若者」が増えているといいます。夢は叶わないので「持たない」、家も車もお金が掛かり大変なので「持たない」という話です。若者が夢を持ち、将来に対して安心感を持つために我々ができることは、行財政を健全に維持することであり、まず「無駄を排除」することです。そのために早急に改革を進めなければなりません。

福田知事におかれましては、市町村に積極的に権限を移譲していただいております。例えば栃木県では、パスポートの取得ができるのは、宇都宮駅の旅券センターほか9ヶ所しかありませんでした。ですが権限移譲により、希望する市町村はサービスを提供できるようになりました。宇都宮市も市内表参道スクエアの5階にパスポートセンターを設置しました。栃木市では市役所に行けばパスポートを取得できるようになりました。この様な案件をどんどん進めて無駄を排除し、また公務員の数を減らしていかなければなりません。

宇都宮市は私が就任してから、500名程度の正規職員を削減しました。仕事は大変ですが、民間の皆様が経営努力をされているのと同様に、「やれば出来る」という事です。年間の人件費・退職金も減ってきています。今、宇都宮市職員の給与費は、年間300億円程度です。削減による財政的なゆとりを有効に活用するための財政改革を進めています。余分にカットできた費用を教育や医療に充てることができます。市の借金を徹底的に減らしています。6年連続で減っています。いよいよ基礎ができましたので後は設備です。民間の皆様のいうところの設備投資です。

まずは教育、そして超高齢社会をしっかりと正面から受け止めていきます。学校教育につきましては、学力の向上、道徳心・体力の向上です。学力の向上は読む力です。市では6年前から小学校68校、中学校25校の全てに司書の先生を配置しました。宇都宮市の読書量は、全国平均をはるかに上回りました。小学校では、平成15年に1か月当たり5.1冊であったのが、平成23年には28.5冊にまで上がりました。そして、栃木県の子ども達の学習に対する関心・意欲が高いという記事も載りました。子ども達の学校生活適応と学力保障を目指し,今年4月から小中一貫教育がスタートします。メリットは中一ギャップを是正できます。小学校と中学校で相互乗り入れ授業を行うことになります。2年間先行して宇都宮市の6地域学校園で小中一貫教育を実験的にスタートしました。結果が出ました。まずは中一ギャップが改善されました。学力も上がりました。先行例は京都市です。我々が意識するのは全国一の教育ですので、西の京都・東の宇都宮と言われるくらい教育にしっかり力を入れていきたいと思っています。

超高齢社会は大変不安視されていますが、宇都宮市は超高齢社会に向けた対策として,車が運転できなくなっても安心して生活できるまちを目指しており,その一つとして身近な移動手段である地域内交通の導入に取り組んでおります。「ドアーツードアー」のデマンド方式の乗り合いタクシー等で,現在,6ヶ所で導入しておりますが,平成27年度までに市郊外部の全地区に導入する予定です。この地域内交通が鉄道やバス,LRTなどと接続し,乗り継ぎは一枚のICカードですべてできるようにすることで拠点間を円滑に繋ぎ,拠点機能を強化していくことが宇都宮市の目指すネットワーク型コンパクトシティです。ネットワーク型コンパクトシティは、簡単に言うとスマップ的な街です。スマップは人気があります。1人ずつでも仕事が出来ます。1人でも稼ぐことが出来ます。でも,メンバーが繋がると,さらに輝きを増します。これがネットワーク型コンパクトシティです。そのために公共交通を全地域で利用できる便利なまちを作っていきたいと思います。便利なまちには、人が集まり、企業が進出してくれるはずです。人や企業が集まれば、税収が上がり、これまで以上に市民の皆様が安心して暮らせる豊かなまちになるわけです。

 宇都宮ロータリークラブの皆様におかれましては、60周年記念式典でまたお会いできるはずです。その時にはどうぞよろしくお願いします。

 

 

卓話 

【2月】

 14日 宇都宮市の将来像について

     佐藤 栄一様         宇都宮市 市長

 21日 60周年全体会議

 28日 60周年記念式典

【3月】

  6日 長寿を目指すためには

     片山 辰郎会員        医療法人 社団呑空庵 片山医院 理事長

 13日 環境革新企業をめざして

     木下 恒彦会員        パナソニック滑ヨ越支店 支店長

 20日 休会(法定休日)春分の日

 27日 ペルシャ湾情勢の展望

     観堂 義憲会員        渇コ野新聞社 代表取締役社長

 

会報委員 印出井 敏英 会員

写  真 松井   公彦 会員

メールアドレス:u-rc01@silver.plala.or.jp
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