(2012)平成2525 No.3002 20122013年度(第29会報)

会員数 91  出席者 64名  出席率 79.1%  前回修正出席率 75.8

 

ビジター紹介(親睦活動委員会 檜山真委員)

 松本育夫様 森田典秀様 (栃木SC)

 村上龍也様 木幡英俊様 木内裕祐様 (宇都宮西ロータリー・クラブ)

 芳村貴博様 (GSE)

 

会長挨拶(喜谷辰夫会長)

 こんにちは。今日は3002回目の例会です。2月に入りまして、今年度の最低主要な行事が終わり来年度に向けてのいろんな地区等の動きもだんだん活発化してきたかなと思います。来年に向けての準備等は、それぞれ来年の役に就かれた方には回ってきている様ですので、是非来年に向けてしっかり準備をして戴けますよう祈っております。

 今日は卓話者として、栃木SCのシニアアドバイザー松本育夫さんにお出で戴き誠に有難うございます。後程のお話を楽しみにしております。

 又、西ロータリーの皆さん、今日は大変有難うございます。会長以下大勢に来て戴きありがとうございます。

 私共の例会では、スポーツ関係の卓話を何人かの方にやって戴いております。本日は栃木SCと

いう事で、今度のシーズンJ1に向けて是非結果を残して戴きたいと期待をしております。その為には、皆で盛り上げていかなければならないかなと思います。私も商工会議所の方で、スポーツの地域振興的な委員会の委員をやらせて戴いているのですが、そちらの方でもスポーツチームとコラボして全体を盛り上げる事に取組んでおりますので、ロータリーの皆様方にもご協力を戴きながら何か取組んでいけたらと思っております。今日のお話を楽しみにしていますので、宜しくお願いします。簡単ではございますが、会見に当たりましてのご挨拶に代えさせて戴きます。

 

斎藤幸一副SAA

 本日は第一例会ですので、今月の誕生及び結婚記念のお祝い並びに奥様誕生日の紹介があります。親睦活動委員会宜しくお願いします。

 

親睦活動委員会(檜山真委員)

今月お祝いの皆様を、ご紹介致します。

誕生祝:粟飯原悟会員 藤井清会員 前田正典会員 堀井宏祐会員 伏木克元会員 

林幹夫会員

結婚記念日:佐山良一会員 粟飯原悟会員 木下恒彦会員 関雅樹会員 舘野弘一会員 

青木直樹会員 林修三会員 大塚秋二郎会員 三柴富男会員 宮田初男会員

奥様誕生祝:青木慶子様 上野鈴子様 斎藤早智子様 木村正江様 関眞理子様 斎藤康様

      露口有希子様 町田広美様 藤井セツエ様

 以上でございます。おめでとうございます。

 

斎藤幸一副SAA

 会長お祝いをお願い致します。

 

喜谷辰夫会長

 ご本人、奥様の誕生日を迎えられる方、結婚記念日を迎えられる方、本当におめでとうございます。皆さんの拍手でお祝いをしたいと思います。

 先程、1件言い忘れたのですが皆さんのお手元に米山記念奨学会からの領収書が届いているかと思います。又米山功労クラブという事で宇都宮ロータリー・クラブに対して表彰状がきておりますので、ご紹介させて戴きます。

 

地区GSE委員長(石島洋会員)

今年フランスのリヨンでGSEの交換プログラムを行います。宇都宮ロータリー・クラブから栃木県庁の職員の方を1名推薦して戴きましたので、本日ご紹介させて戴きます。芳村貴博さんです。宇都宮高校から東京大学法学部を卒業され、栃木県庁に入られまして栃木県の幹部候補生でいらっしゃいます。私より15年後輩です。今年の6月から4週間、友情や職業的な関係を深めます。それでは、宜しくお願いします。

 

GSE 芳村貴博様

 只今ご紹介にあずかりました栃木県庁健康増進課長芳村と申します。この度宇都宮ロータリー・クラブの推薦を戴きまして、フランス・リヨンへの派遣を拝命致しました。どうぞ、よろしくお願い致します。フランス・リヨンでは、栃木県の数ある魅力を十分に伝えると共にフランス・リヨンの文化をしっかり学んで来たいと思っております。私が今いる職場は健康増進課と云う所でして、県民の健康増進に向け様々取組んでおります。そう云った観点からフランス・リヨンの健康に関する文化ですとか、社会環境そう云ったものも合わせて勉強してきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

 

幹事報告(松井公彦幹事)

 皆様こんにちは。本日は、第8回の理事会が開催されましたのでご報告を致します。

先ず先程、石島委員長の方からご紹介がありましたGSEの派遣について県庁の芳村貴博様の推薦が承認されております。又新入会員で針谷隆之様が理事会で承認されています。後程、皆様にファックスでご案内させて戴きます。

 2月のロータリーレートは、1ドル88円となっております。

 先程 会長からお話がありましたが、米山記念奨学会への特別寄付と普通寄付の領収書が受付に届いておりますので、まだお持ちになっていない方は帰りにお持ち下さい。

 あと2点ですが、宇都宮陽東ロータリー・クラブが20周年記念行事という事で、アニメで人気の「宇宙兄弟」の生みの親でありそのモデルになっている向井万起男様の記念講演を予定しております。日時は2月の27日水曜日6時半からビルヴィー宇都宮で開催されますので、もしご希望の方がおりましたら事務局の方までご連絡をお願い致します。

もう1点ですが、ガバナー事務所の方から2013年ロータリー世界フォーラム広島大会の参加案内がきております。こちらは5月17日(金)と18日(土)広島市のANAクラウンプラザホテル広島で開催されます。申し込みが2月20日迄となっておりますので、参加希望の方がいらっしゃいましたら事務局までご連絡をお願い致します。以上です。

 

斎藤幸一副SAA

 単身赴任の会からご報告があります。山野委員長お願い致します。

 

単身赴任の会 山野裕律委員長

 皆様こんにちは。単身赴任の会の山野でございます。今月2月23日単身赴任の会で、コンペと親睦会を予定しすでにご案内をしております。1月に予定したのが雪の為延期となりました。今回集まりがちょっと悪いので、是非もう一度コンペだけ又は親睦会だけでも大歓迎でございます。是非、皆さんから積極的なご参加を戴けますようお願いいたします。

 

斎藤幸一副SAA

 ニコニコボックス委員会よりご報告があります。畑副委員長お願い致します。

 

ニコニコボックス委員会(畑剛司副委員長)

 皆様こんにちは。ニコニコボックスの畑でございます。本日、皆様方から戴きましたご奉仕を紹介させて戴きます。

 誕生祝:藤井清会員 堀井宏祐会員 

 結婚祝:三柴富男会員 林修三会員 舘野弘一会員 佐山良一会員 大塚秋二郎会員

 快出席祝:堀井宏祐会員 斎藤謙治会員 稲野秀孝会員 

 奥様誕生祝:町田卓大会員 露口泰介会員 斎藤高蔵会員 斎藤謙治会員 木村正樹会員

        青木栄久会員

 荒井規雄会員:自分が指導しているミニバスケットボールの宮の原女子が、県内の公式戦を全て制覇し三冠を達成しました。先日行われて全国大会予選会で優勝したので、

3月28日から代々木体育館でプレーしてきます。

村上龍也 様:先日のしらゆりIAC承認伝達式おめでとうございました。又大変お世話になりました。本日は、喜谷会長に敬意を表して楽しく例会参加させて戴こうと思って参りましたが、大先輩方を前にかえって緊張してしまいました。怖い先輩ばかりです。どうぞよろしくお願いします。

:本日は、お世話になります。又松本育夫様の貴重なお話を聞く事ができ

有難うございます。「松本様」今後とも栃木の為に、宜しくお願い致します。

 

 
木内裕祐 様

木幡英俊 様

 

本日も沢山のご奉仕をありがとうございました。

 

プログラム委員会(酒井誠委員長)

 皆様こんにちは。プログラム委員長の酒井でございます。本日は、先程ご紹介がありました松本育夫シニアアドバイザーにご講演をお願い致します。ご本人のプロフィールにつきましては、この後の卓話の方でもご説明があるかと思いますが、私の方でも簡単にご説明をさせて戴きます。松本さんは、1941年11月3日栃木県宇都宮市生まれでございます。宇都宮大学附属小学校・中学校を卒業されまして、早稲田大学に入学されております。全日本代表としまして、早稲田大学1年生より9年間出場されております。メキシコオリンピックでは銅メダル、この銅メダルでFIFA(国際サッカー連盟)のフェアープレー賞受賞という事です。これは、オリンピックでは初めての受賞という事です。この後、京都パープルサンガ、J1昇格に川崎フロンターレ・サガン鳥栖で指導者として実績をあげております。本日は「人生へのチャレンジ」という事で、卓話をお願いしたいと思います。宜しくお願い致します。

 

卓話「人生へのチャレンジ」

              栃木SC シニアアドバイザー 松本育夫様 

 皆さんこんにちは。壇上から失礼をさせて戴きます。宇都宮で生まれまして宇都宮で育てられ

18歳で県外に出てから、ようやくこの1月に宇都宮に戻りまして6度目の年男になりました私が、栃木サッカーをJ1に上げてほしいという事で1月から仕事を開始させて戴きました。本日お集まりの方には、我がクラブの本当に中枢となって支えて戴ける方ばかりでございますので、その方々の前で高い所からお話をさせて戴くのは失礼千万でございますが、ご容赦の程、よろしくお願い致します。私はけっしてプロの話家ではございませんので、良い話が出来るかと云う心配を持ってこちらにあがった訳です。私が読みまた本の中で、元京都大学総長の吉川幸次郎先生のお書きになりました本「中国の知恵」という本を読んでおりましたら、正に本日ここでの講演の心の支えになる様な素晴らしい一節が出ておりました。どんな文章かと言いますと「空想で描かれた理想の人間像を本で読むよりも、事実を生きて来た人間の話を聞く方が面白い」と云う文章が出ておりました。今日はこの文章を心の支えとして、15歳の自分が選んだ好きな道「サッカー」でございますが、現在72歳になる私が50数年間ただ一筋サッカーで結果を出したいと云うチャレンジ精神で行ってきました。その中からごくわずかですけれども、お話をさせて戴きまして皆様のこれからのお仕事の中に或いは人生の中に何か少しでも役に立てて戴ければと、厚かましいお話をさせて戴きます。 

先程のDVDの中にありましたが、18歳最年少で日本代表の選手として選ばれまして、当時日本のスポーツの中では初めてでございますが50日間ヨーロッパへの遠征に出ました。1960年でございます。4年後の東京オリンピックで「勝つ選手になる」よう「勝つチーム」になって戻ってこいと遠征に出されました。遠征先としてイタリア・スイス・フランス・イングランド・西ドイツ・チェコ・ソビエトの7ヶ国を回りました。その途中、旧西ドイツで3週間の合宿がありました。その合宿の中で出会った一人のサッカーの指導者が、現在の私のサッカー人生を作ってくれたと云うあまりにも素晴らしい指導者との出会い、その出会いの中から自分の人生と云うものを作って戴きました。その人は、1960年に会いましてから8年間、日本のチームを指導しメキシコオリンピックで銅メダルを取らせてくれたデッドマール・クラマーと云う素晴らしい指導者との出会いがありました。何が素晴らしかったか、上に立つ者の姿、学校の先生、父親母親、あるニーズを抱えましてその人達と仕事をする中で、結果を出すためのリーダーとはいかなる資質というものを持つべきかと云う素晴らしい指導者に会いました。今迄日本で教えてもらったサッカーの指導者は、先輩・コーチ・監督が、私にどの様な教え方をしてくれたのか・・・・・。「おーい!松本よ。ボールを蹴る時は、こことここを注意しろよ!」「こういうボールが来たときには、こういう止め方をしろ!」その言われた言葉を頭に絵を描いてやってみて上手くゆかなかった時、監督に何を云われたか「何をやっているんだ!」「俺の話を聞いてきちんと練習をしていないではないか!」「バカたれが〜」と。しかしドイツに行った初日、全く違った場面が出てきました。日本の20人の選手達に行ってもらいたいプレーを自ら全て何度も何度もやって見せる、そのプレーを見せながら初めて言葉で教える、良く分かります。午前・午後全ての種目をやって見せる。夕方食事が終わった後、教室に入る。サッカーと云うのは組織だと。一つの目標それは何か? 勝つために全員がやらないといけない事がある。その内の一つを誰かが出来ないという事になると組織が崩れる。チームが勝てない。今から云う事を全員グランドでやってくれないか?と確立した理論で選手達を導きます。縦が105メートル横が68メートルの長方形その長方形の中で、敵と味方で自分以外の選手が21人いるはずだ。その21人の選手が今何をやろうとしているのかどのような状況になっているのか、自分の所でパスを受けるその受ける前に全ての状況を判断・把握しろ。そしてその把握した中から自分のチームにとって最も必要な自分のプレーを前もっと考え出せる。これが一つだ。二つ目。味方の選手からパスが出ている、そのパスを自分のポジションで立って待つな。最短距離でボールを早く処理しろ! ボールを必ず迎えに行け! そして三つ目。試合の中で、そのボールを味方の選手にパスを出すその時に、俺の仕事が終わったと思ってそこで立ち止まるな! 必ずパスを出した後、足から次の相手の場所に動いてそのパスをもう一度受ける動作を起こせ。その時にパスが止まっても良いと云うのです。何故か? それは相手の指示がマークに入っているからパスが出せないと云うのです。走った後には大きなスペースが出来ているはずだ、そのスペースを見方が使えば良いではないか。パスをしたら必ず動け! この三つを全員が出来る様にしろ!と云うのです。ある瞬間、周りを見る事を忘れた選手の所にパスが出た。当然指示の選手が俺を見てくれていると思ってパスを出せ〜といって動いた。しかし見ていなかったがためにパスが止まったその瞬間、動いた選手が動いただけスタミナが消耗している。それが日本のチーム。何度も繰り返してやっている。試合の経過と共にスタミナを消耗して、試合に絶対勝てるはずがない。だから集団・組織と云うものには、必ず誰もがやらないといけない基本の共通項目がある。これを全員が身につけろ!と云うのです。流石西ドイツだ。すでに、サッカーの理論が確立されているではないか!

日本にいた時には、「どこを見ているのだ!」「何をしているのだ!」と、ただ怒られていたのがドイツでは何故必要なのかという事を教えてくれる。正しい理論で選手を導き、ミスのないプレーを全部見せられそして選手を導く。これでもう一流の指導者です。ところが、一流の上にもう一つ文字が付きました。超一流の指導者だったのです。何か? 人間を超している訳です。どんな監督コーチであっても、自分の預かっている選手或はチームを勝たせたい上手くさせたいという気持ちを24時間行動で表せるという哲学があった訳です。選手たちは1日に6時間7時間の激しい練習をして夜10時に、ベッドに入ります。当然疲れていますから寝返りをうちます。寝返りをすればベッドの毛布は落ちます。監督は夜の11時半ごろに選手の部屋に静かに入り、落ちている毛布をかぶせているその姿を見せられた日本の選手、あの厳しい言葉は心から出ている言葉だと理解した日本の選手達、以後8年間毎年2度3度と倒れる寸前まで鍛えられても、それは自分の為にトレーニングをしてくれている。厳しい言葉が自分の為だという事を理解できた選手達が、あのメキシコオリンピックで銅メダルを取ると云う歴史を作る事が出来たわけです。このデッドマール・クラマーさんに会わなかったら、今日の私は無かったと思います。3週間の合宿の途中ですが、「おい!松本。サッカーの話をしようではないか?俺の部屋に入って来い!」ピッチの上・グランドの上では、指導者と選手ですから上下の関係です。部屋に入った瞬間、全く違う場面を見せられました。一人の人間として対等の立場に置かれました。何によって。浴びせられた言葉によって。椅子に座らされた私がどの様に言われたか。「松本 何月何日のこのプレーで、こんなに素晴らしいプレーをした。こんな素晴らしいプレーで、相手をのりきったではないか。素晴らしいプレイヤーだな!と。私のプレーを記憶に留めて、褒め言葉で迎えてくれる。そこにプラマーさんとの心の通いというものがありました。当然そこには通訳の方がおりましたが、いろいろサッカーの話をしました。やがて終わろうとした時、余りにも気になる事がありました。立派だな!素晴らしいな!と思った指導者の後ろに長いドイツ語の文章が書いて有りました。通訳の方にどうしてもこの文章が気になる、この指導者の理念・行動哲学が書いてあるのではないでしょうか?訳して戴けませんか?と訳して戴いたその言葉が、現在私の24時間の行動の柱となっています。それは「物を云うのは眼ではなく、心で見ろ。物を聞くのは、耳では無く心で聞け。目それ自体は物を見るだけであり、耳それ自体は物音を聞くだけである」とそう書いてある・・・・と云うのです。訳された瞬間、自分の目の前に座っております一サッカーの指導者が、その文章そのままの指導者であった訳です。日本のサッカー界のこの選手一人一人を上手くさせたいというその24時間の行動の柱を見せつけられました。その行動を体験しました私が、サッカーの指導者はこんなにも人間を成長させるのか。自分がいずれサッカーから退いた時に自分もサッカーの指導者になる事が出来たら、若い選手と共に一緒に行動をしながら、又自分というものを磨く事が出来るだろう・・・・と。18歳の時に偉大な指導者に会った事により夢と云うものを持つことができました。しかし、指導者とはなんだろうと考えました。毎日グランドに出て、「しんどいけれど頑張れ!ばかたれ〜!」と云う言葉も出さなければならないだろう。叱咤激励をした時に、何故自分はこうしなければならないのかと考えた時、これは選手の能力を伸ばす伸ばした能力を一つに纏めて結果を出すのが指導者の仕事だ。自分が将来指導者になりたいという夢を実現する為に何をしたらよいのだろうかと云う事を考え始めました。ただ一つ答えが出ました。もし自分が現役の時に適当に練習をしていたら、力を抜いてさぼっていたら、そのまま監督コーチになって、一番努力をして最も頑張っている選手に「頑張れ!力いっぱいやれ!」と言っても、「監督さん、あなたは現役の時に適当に練習をしていたのではないですか?それが肩書きをもらったら言葉だけ厳しくなる、そんな監督について行けるか!」と必ずそれが出てくるだろう。もし現役の時に与えられた種目・時間に全力の行動をしたものが監督コーチになったら、その選手に「もう一回やれ!そこを、もうちょっと続けろ!」と云ったその言葉は、必ず選手達が「あなたもそれだけの事をやってきた。その人が言うのだから、俺らもやらなければ」と行動に移してもらった時に、初めてその選手の能力というものを伸ばすことが出来る。その伸びた能力を一つにまとめて結果を出すのが、監督コーチの仕事ではないか。監督になりたいという夢を持ったのであれば、現役生活を全力で行動せよと云う行動をしてきたわけでございます。大きな事故がありましたが、サッカーをしていましたから助かりました。死者14名・重軽傷者28名という大不幸だったわけです。その中から助かった訳です。その時お医者さんに、何故助かったのかと聞きました。実は2週間危篤でございました。プロパンガスの熱風を吸い込んだ時に肺をやられ一週間毎日レントゲンを撮りました。その後の検査で肺に異常が無かった。「松本さん命は助かりました。」と言われ、私は「回復にどのくらいかかりますか?」と聞きました。先生は、「これだけ大きな怪我をしたのだから、あと2年間は闘病生活を覚悟しなさい」と言われました。私は「もっと早く治す方法はありませんか?」と聞きますと、「この怪我は医者が直すと思うなよ!薬を飲んだら治ると思ったらいけませんよ。貴方自身が治りたい、治したいという気持ちを持ち続けなさい。その時に医者の技術が生かされ薬の効果が出てきます。」と言われた時に、「これは簡単だ」と。15歳から日本代表になりたいとチャレンジしました。又良い指導者になりたいという思い事故が起きる42歳まで、何とかしたい何とかしたいとチャレンジしてきた長い期間から比べたら、わずかの2年間治りたい、治したいと意欲を持ち続けたら早く良くなる、こんな簡単な闘病生活は無いじゃないか! やってしまえ」と闘病生活に入りました。2年かかると言われた事が8ヶ月で退院する事になり、現場復帰という事になりました。その現場復帰をしました時に京都パープルサンガ或いは川崎フロンターレ・佐賀鳥栖とゼネラルマネージャーや監督と云う職を仰せつかりまして、それぞれクラブを立て直しそしてチームを2つともJ1に上げました。その中でもう一つ紹介の中に入れてほしかったのがあります。地球環境高校という2002年に長野県でよその学校を退学になった子供達を、その学校が引き受け子供達を立ち直らせる学校が2002年に開校しました。そこに私が呼ばれまして何とか子供達を試合に勝たせなければいけないと。全国から17名の選手達が来ました。4人が小学校から遊んでいただけです。13人は、少しサッカーをやった事がある子供達でした。その子供達を7ヶ月で勝たせたその大きな要素は何か?初対面で私が生徒達に言った事は何か?「君たち、親から送ってもらっている月謝を有り難いと思うか?」と聞きますと、皆は叱られると思いで「有り難いです」と手をあげました。しかし本当の有り難さを知りませんでした。親が一生懸命働いて送ってくれたそのお金に感謝をさせるために、全員にアルバイトを夜の6時半から二人一組の班で宅配便の段ボールの仕分け、或いは郵便局の郵便の仕分け等を探しまして、働く事がどれだけ大変な事かを実施体験をさせました。そこに感謝と云う気持ちがあったものですから、どんなに練習をしても私に付いて来ました。それは親に対する感謝と云う気持ちがありますから、どんなに苦しい事があっても成し遂げようという気持ちがありました。ですから、私のしごきに対して全員ついて来ました。世界で一番練習をしたと思います。17人で午前2時間、午後3時間です。それを6日連続一回も休みません。終了した7ヶ月間で、チームを長野県で優勝をさせ全国大会に連れて行きました。1回戦勝ち、2回戦の時はPK戦で負けたのですが、それは良かったです。何故かと言いますと、選手の中に怪我人とイエローカードを2枚もらい次の試合は優勝した東福岡との対戦でした。逆にPK戦で負けたために対戦しなくて済みました。新聞記者に私は「裏も見せ 表も見せて 散るもみじ」良寛)と言いました。人間心の支えがあった時に、いかに強い人間になれるかという事を知らしてもらいました。プロの選手達は、「プロとは何ぞや?」と云うはっきりした話をしたのがサガン鳥栖です。一流の選手達一人もいません。しかし11人がみんな同じ気持ちでチームの為にやれるという選手を取りました。ですから、昨年J2から上がったチームが5位、これはJ2から上がったチームでは新記録です。その素晴らしい記録を出したのは何か?11人の内9人が私と一緒にやったメンバーで、心の有る人間が結果として良いものを出すという事を証明してくれました。この様に地球環境高校の17人の選手が7ヶ月で勝てたと或は川崎フロンターレの途中残り31試合のゲームの監督をさせられた訳ですが、31戦して24勝2分5敗とこの様な成績でJ1へ昇格させたわけです。これとて矢張り選手の中に心の張りのある選手と無い選手の違いです。今栃木に来まして監督に相談しろ!とプロとは何ぞやと云う話をしてあげるからと言っているのですが、中々返事が来ません。つい最近清水で練習があったのですが、甘くて駄目です。もっと「びしっ」とした状況を作らなければいけません。

 いずれにしましても短い時間でいろんなお話をしたかったのですが、1時半と云う時間になりましたので又次の機会に別な話が出来ればと思います。是非、機会を与えて戴ければと思います。栃木サッカーどんな事があってもJ1へのチャレンジをさせる、それに対してどうすれば良いか?

3月3日松本対山形、あそこにどうしても1万人のお客様に来て戴く。選手達に頑張って戴き勝利と云うものをお客様に感謝の気持ちを持ってプレゼントする、お客様がそれに感動して又来てあげたいそんな栃木サッカーというものを作ろうと思っております。どうぞ、皆様のお力を貸して戴きまして栃木からJ1のチームを作りスポーツ文化を地域密着型で作れると思いますので、どうぞ今後ともよろしくお願い致します。本日は有難うございました。

 

喜谷会長謝辞

 松本さん、本当に良い話をして戴きましてありがとうございました。スポーツでは気持ちが第一であると云うお話を戴きましたけれども、我々も出来る限り応援をして是非J1にあがって戴きたいと思います。松本さんのお力をチームワークにつなげて戴けたらとお願い致しまして、御礼のご挨拶とさせて戴きます。どうも有難うございました。

 

斎藤幸一副SAA

 次回の例会は、2月12日塚田正弘様元市議会議員で「ガダルカナル慰霊祭に参加して」と題して卓話をお願いしております。

会長、点鐘をお願い致します。  有難うございました。

 

 

 

―――――――本日のメニュー――――――――

車海老の甘酢ソース

鶏のから揚げ・シュウマイ

八宝菜 

卵白豚ひき肉のふくろたけの

スープ

杏仁豆腐

 

 

 

 

 

 

卓話

【2月】

5日 「人生へのチャレンジ」

      松本 育夫様      栃木SC シニアアドバイザー

12日 「ガダルカナル慰霊祭に参加して」

     塚田 昌弘様      元市議会議員

19日 「当社の太陽光発電事業について」

     藤井 昌一会員     藤井産業梶@代表取締役社長

26日 「地域資源を活用した着地型観光」

      藤井 大介様      下野農園

会報委員 善林 隆充 会員

写  真 櫻井  実 会員

 

メールアドレス:u-rc01@silver.plala.or.jp

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