(2013)平成251119 No.3041回 20132014年度(第20会報)

会員数 94名  出席者 66名  出席率 74.5%  前回修正率  76.6

 

ビジター紹介(親睦活動委員会 畑剛司副委員長)

 岡本竹己様(ゲストスピーカー) 織田宏二様(宇都宮北ロータリークラブ)

 毛塚武久様(明電産業梶j 石井隆詞様(文星芸術大学附属高等学校インターアクトクラブ顧問)

 

会長挨拶(藤井昌一会長)

 皆様、こんにちは。先週は、ガバナー補佐訪問で大変お疲れ様でした。ご協力をありがとうございました。フィリピンの高潮被害、昨日はアメリカ中西部での大きな竜巻被害、日本も夏から急に冬になったという秋が無かったという事がデーター上でハッキリしたようです。気象変化が激しいので体調を気遣って頂き、ロータリー活動にご協力をお願い申し上げます。

 今日は例会終了後にパスト会長会を予定しておりますので、パスト会長の方は宜しくお願いします。以上です。

 

国際奉仕委員会(阿部欣文委員長)

 先週は皆様のご協力を頂き又善林委員長のご配慮もあり、只今会長からもお話がありましたフィリピンの災害寄付を募りました。本日も廻させて頂きますのでご協力をお願いします。この寄付はニコニコボックスに入れまして、その後地区の方に寄付として協力させて頂きます。宜しくお願い致します。

 

幹事報告(町田卓大幹事)

 地区から第1グループガバナー補佐交替の案内が届きました。片柳様から西那須野ロータリークラブ2004-2005年度会長の高橋様に交替になります。

 来週の例会は、ガバナー公式訪問例会となります。1130分より会長・幹事・会長エレクトとの懇談会、ガバナー訪問例会その後隣の会場にて全員で写真撮影になります。写真撮影後に、役員各委員長の皆様で炉辺会議となりますのでよろしくお願い致します。

 

100年委員会(斎藤幸一委員長)

 先週の土曜日、旭中学校において働く人に学の授業を開催させて戴きました。当クラブからは、矢嶋会員・印出井会員・門田見会員の四人で行きました。講師は、ビューティーアトリエの郡司さんと平出幼稚園の平出さん、宇都宮動物園の荒井園長と行って話をさせて頂きました。宇都宮動物園の荒井園長が熱い話をしてくれました。次の日宇都宮動物園でボヤ騒ぎがあったという事ですが、大事に至らず通常に営業が出来たという事で安心しました。以上で報告を終わります。

 

新世代奉仕委員会(熊本勇治委員長)

 本日は、文星芸術大学付属高等学校の石井先生がバザーのお礼とサンマ焼きの義援金に関して、お話がしたいと来られております。それプラス、皆様にご提案があるという事でお話を聞いて頂きたいと思います。

 

石井隆詞様(文星芸術大学附属高等学校インターアクト顧問)

 10月27日(日)文星芸術大学付属高等学校の雄飛祭という文化祭が行われました。最近は、東日本大震災復興支援をスローガンとしてバザーを行いまして、集まったお金を義援金として寄付すると云う事をやっております。毎年ロータリーの皆様には、貴重な品々を出品して頂きバザーが成り立っていると思います。今年は、2万5546円集まりました。11月23日(土)に気仙沼に伺いまして、ロータリーの皆様と一緒に施設の子供達に手渡したいと思っております。又下野新聞社で行っております交通遺児の募金等にも、一部募金したいと思っております。

 11月2日・3日、オリオン通りの一角で気仙沼のサンマを焼いて市民の皆様に食べて頂き、その代り募金を頂くプロジェクトに参加させて頂きました。生徒にとって貴重な体験だったと思います。肌で身近に東日本大震災復興支援をして役に立てた実感をもて、貴重な体験が出来たと思っております。ありがとうございました。

 最近、企業とか官庁でPRの一環としてAKBの『恋するフォーチュンクッキー』の歌に合わせて、関係者の人達が踊ってPRをするという事が流行っています。うちの生徒とロータリーの皆様でコラボレーションをして頂けないかと思っております。宜しくお願い致します。

 

ニコニコボックス委員会(木下恒彦委員)

 誕生祝:大塚秋二郎会員 観堂義憲会員 

 結婚祝:観堂義憲会員

 快出席祝:山裕喜会員 雪村透会員

 奥様誕生祝:雪村透会員

 田ア秀穂会員:11月3日国土交通省において伝達を受け、その後皇居豊明殿にて天皇陛下の

        拝謁を受けて参りました。

 

プログラム紹介(北出幸一プログラム委員長)

 本日は外部卓話でお酒の話をするという事で、宇都宮ロータリー・クラブの皆様も激しく飲んで病院に通院している方がいるかと。そんな事ありませんね。この時期には段々熱燗が恋しい時期になり、おちょうしに入れてちょっとつかむと「あ・ツ」かんだという事で飲んで頂ければと思います。冠婚葬祭で「酒は避けて通れないと言うか、さけがたい」存在です。今日は栃木の日本酒事情という事です。講師の岡本竹己様は、栃木県産業技術センター食品技術部 微生物応用研究室 特別研究員 チームリーダーを務められておられます。岡本様は、宇都宮市出身です。1985年東京農工大学農学部をご卒業になられて栃木県に採用されました。農系科学職という職で採用されまして、栃木県食品工業指導所に配属され途中から工業振興課センター整備班業務になられました。

2003年4月から栃木県産業技術センター食品技術部配属となり現在に至っております。それでは、宜しくお願いします。

 

卓話「栃木の日本酒事情」

栃木県産業技術センター食品技術部 岡本竹己様

只今、ご紹介にあずかりました県技術センターの岡本と申します。お話をさせて頂くこの様な機会を設けて頂いて有難うございます。テーマとしまして「栃木の日本酒事情」という事で、お話をさせて頂きます。本来ならば「アフター5」に熱燗をちびちびやりながら聞いて頂く方が、多分すんなり聞いて頂けるのではないかと思いますが、ノンアルコールで日本酒の話をさせて頂きます。

話は、パワーポイントの方で進めさせて頂きます。

・これは、産業技術センターです。振興センター・交流センターが一緒になりまして10年前に清原の方に整備されました。

・緑で囲った所が産業技術センターの部分で、他は外郭団体です。

・産業技術センターは、県の出先機関で県内企業の技術支援を主に行っており、色々な研究開発試験を行っておりますが、良い研究成果が出てマスコミの方に取り上げられる事もありますが、それ以上に県のフィルムコミッションの方で研究所関係の撮影にOKが出る機関が中々無いという事で、積極的にロケの誘致を行っていまして最近取り上げられる機会が多くなってきています。

・これは、昨年「相棒」で取り上げられたものです。

・これは、微生物応用研究室という所で、私が日々研究を行っている所です。中々研究室の中でロケが出来ないという事でかなり難しかったのですが、研究室のロケをOKしまして丸々2日間行いました。研究員そのものがエキストラとして参加しまして、右側の真ん中が私でキャストの方と一緒に仕事をさせて頂きました。私共のセンターは、本来はロケでは無くて研究成果で仕事をどんどん発しんして行きたいと思っています。まだまだメーカーさんにとっては、知らない機関であるかもしれません。是非利用して頂きたいと思います。

ここから本題に、入らせて頂きます。栃木の酒造りの歴史です。米と共に弥生時代に日本に伝わり失敗を繰り返しながら、その地域に適した壌土になったとされる説が主流です。本県には、古墳が多い事から早くから人が定住し酒も造られるようになったのではないでしょうか。日本酒の原型は、2000年位前に米と共に日本に伝来したと言われています。江戸時代初期、この頃から資料が残っております。3代将軍家光の日光東照宮造営時、その後参拝客による日光への街道筋の賑わいにより酒の需要が増加し又これに伴い高度な酒造技術も伝わったとされています。良質(強い水)に恵まれた事、江戸に近いという条件も重なり、現在の小山市・栃木市近辺には多くの酒場が有りました。人がかなり多く行き来したという事で、当然技術員が集まり消費する方も沢山いるという事で、特に小山・栃木は巴波川が当時利根川に流れ込んで繋がっていたという事で、かなりお酒が造られた記録が残っています。現在、栃木県で酒造組合に登録している所は34製造所です。県内のお酒の7割以上が、小山市・栃木市近辺で造られております。明治時代になりますとかなり正確な記録が残っております。栃木県の酒類生産は、全国第3位というデーターが明治7年に残っております。この時は、栃木県と宇都宮県が一緒になっていない時でしたが栃木市近辺で沢山造られていました。その後栃木県と宇都宮県がすぐ合併した訳ですが、明治21年のデーターで県内には

350件の酒屋さんがあり、製造量8万石・1石は180ℓですので800万本になります。その後明治29年(1896年)酒造税法が正式に出来ました。同じ年に税務署が出来ました。明治

32年には、国税の35.5%他の税金の中でダントツに国税の主要な割合を占めていました。私は蔵元さんから、日清・日露戦争は酒税で戦ったと繰り返し聞かされてきました。日露戦争は

1904年ですので、酒税を中心として国の軍事化その辺りにかなりお金を回したと言われています。大正時代から昭和時代に入りますと、昭和初期県内には100軒以上の製造所が有りました。戦時中多くの蔵が急増統合・軍需工場化されまして、終戦後多くの蔵が復活し戦後一番多かったのが昭和33年県内に72製造所が有りました。平成25年、今これからお酒造りの本格的なシーズンに入ります。28の蔵元さんが、お酒造りにとりくみます。実際酒造組合には、34製造所が組合員として加盟しております。残りの蔵元さんは、委託醸造という形になるようです。お酒の区切りは6月締め7月始りの特殊な形になっておりますので、昨年平成24年度は7月から今年の6月までという事になります。県内日本酒の生産量は、約3万石(6000キロリットル)になります。アルコール度数20%換算ですので、お酒にすると量的には多くなります。逆に最盛期に比べると三分の一位に製造量は少なくなっている事が分かると思います。

日本酒は、水(仕込み水)と原料の米、それを発酵する酵母、麹菌、それを上手く使いこなす技術、これが上手くマッチして美味しいお酒になります。産業技術センターは、これらを総合的に支援しております。先ず水の部分ですが、県内の蔵元さんの仕込み水の分析を依頼試験として受けていますが、ほぼ終了するところです。日本酒というのは米原料で出来ていますが、一番お酒の中の割合で水が一番多いです。やはり水が良くないとお酒は美味しくないという事で、その点栃木県は恵まれています。日光・那須連山からの伏流水の水量が非常に多く、綺麗であるという事です。私の方で酒造適性の成分分析を行いますが、その中で蔵元さんをグループ化しますと、大まかに水質で栃木県の蔵元さんが使っている酒造用水は、県北の方から那珂川水系・鬼怒川水系、県南では渡良瀬水系と大まかにグループ化されます。特徴は、那珂川水系は平均値66.0と水は綺麗です。栃木県は山水系とも上流に位置しますので他の酒造用水と比較するのは余り良くありませんが、水道水よりも綺麗な水で県内の蔵元さんはお酒を造っています。下流の県になりますと、水をそのままでは無く濾過して使ったり加工して使ったりと聞いております。渡良瀬水系の硬度は特徴がありまして栃木小山地区は名勝地として知られております。水のミネラルが多いと発行が安全に進みます。安全に発行させるためには、水が強くなければなりません。その意味では渡良瀬水系は、硬度が高いです。名勝地で知られている灘の方は、綺麗な水で有名で硬度が高く水が綺麗な所です。

農業試験場と米の開発も行っております。平成18年度に「とちぎ酒14」というのを新品種として出し、県内の幾つかの蔵で商品を造って頂いております。蔵元さんからやってほしいと要望が強かったのが、栃木県独自の優秀な酵母を開発してほしいという事でした。数年かけまして現在も使われている4種類の酵母を開発させて頂きました。今は県内の蔵元さんに使って頂いておりまして、県内の高級酒を中心に1割強売上にして2割ぐらいは私共で開発した酵母で造って頂いております。

これは、酵母です。酵母は細胞分裂と違って発芽という形です。酵母の大きさは100個つながって、やっと1mmのサイズになります。私共が力を入れているのは、開発した技術を使って頂く酒造技術者。栃木県の酒造りは出稼ぎの人に依存しておりまして、蔵元さんにはきちんとした技術が定着していない形で酒造りが行われてきました。

 これは、最高責任者の事を「杜氏」と言います。杜氏の方の変遷を示しております。昭和42年一番日本酒が売れていた頃です。71の製造所がありまして、その内63の製造所が「越後杜氏」いわゆる冬場だけ栃木県に来てお酒を造る酒造技術者に人達に依存しておりまして、残りが「南部杜氏」岩手県から栃木県に来てお酒を造る酒造技術者で、自前の酒造技術者が全くいない状況だったそうです。昭和61年にやっと地元に杜氏さんが1人いました。そのチームには、色々な方がいて酒造りチームを編成し、秋に入城し冬に酒造りをして、春には帰って、夏農業をする形でした。そのチームには、新潟から栃木県に来て栃木の女性と結婚し栃木に居ついた方が1名いらっしゃいました。平成9年までご活躍されました。その後、段々出稼ぎという形が若い人に合わなくなり、「越後杜氏」「南部杜氏」には協会があり、派遣する杜氏さんを取りまとめていますが新しくそこに入る方がおりません。入っても近くに通える所に行きたいという事で、この時期県の酒造組合と色々協議しまして「杜氏さんがいる間に、技術の受け皿を育成しましょう」と、平成9年に下準備を始めました。正式には平成13年に地元の酒造技術者育成システムを始めて、技術が引き継がれました。平成25年には、越後杜氏の方はいなくなりました。南部杜氏の方は5名、地元の製造技術者杜氏が22社となっております。技術者の受け皿で、ただ講習会・セミナーだけを行っているだけでは無く優秀な技能を身に付けて人には、下野杜氏という資格を与えましょうという事で「下野杜氏」の認証制度が平成18年度に始まりました。本日夕方から、清酒鑑評会の表彰式が有ります。今年1名の方が合格されました。計17名の「下野杜氏」というのが、酒造組合の資格として認証され、その方々が栃木県の酒造りを担っています。虎屋の下野杜氏の天満屋さんが県内の蔵で一番良いお酒を造ったという事で、大吟醸知事賞総代にいきなり登り詰めました。平成21年に唯一の女性杜氏が誕生しました。美人さんで色々マスコミに取り上げられました。昨年9月取組自体が認められました。日本酒造杜氏組合連合会には、名だたる杜氏組合が名を連ねております。酒造りが集中されない夏場に、事業とか勉強会を致します。平成の酒造りという事でDVD2枚あります。3時間ですが非常に内容の濃い、今この時期にしか残せない昔の杜氏さんから新世代の杜氏さんへの引継ぎ時期という事で取り合上げて頂いています。最近一番のトピックは、県議会で栃木の地元の酒で乾杯推進条例が通る事がほぼ確実になりました。来年1月に施行されるという事です。二荒山の駐車場近く、酒造組合に隣接してアンテナショップが有ります。ここでは、県内全ての蔵元のお酒が常3・4種類揃っておりまして、1回100円で味見する事が出来ます。これからも栃木県のお酒を愛飲して頂くよう、酒造メーカーさんに代わりまして私の方からお願い致します。御清聴ありがとうございました。

 

 


-- 今日のメニュー --

ビーフカレーライス

サラダ

 

 

 

 

 

 

 

2013-2014年度 卓話

【11月】

 19日 「栃木の日本酒事情」

     岡本 竹己様        栃木県産業技術センター

 26日 ガバナー公式訪問

     飯村 愼一様

【12月】

  3日 「スィーツ親方栃木巡業」

     芝田山康親方        日本相撲協会巡業部

 10日 夜間例会

 17日 「世界で汗を流す栃木の若者達」

     観堂義憲会員        渇コ野新聞社 代表取締役社長

 24日 特別休会

 31日 特別休会

会報委員 田部井   会員

写  真 奥本  雅之 会員

 

メールアドレス:u-rc01@silver.plala.or.jp

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