(2014)平成26422日 No3060回 20132014年度(39会報)

会員数 98名 出席者69名 出席率77.5 前回修正率80.2

MU会員 舘野弘一会員

 

ビジター紹介(親睦活動委員会 畑剛司副委員長)

 伊藤俊之(真岡ロータリークラブ)

 

会長挨拶(藤井昌一会長)

 今日は大分暖かいようです。寒暖の差が激しいようですが、皆様お体に十分ご自愛ください。

韓国の方では大きな客船事故があり、テレビを見ていましたら韓国ロータリークラブのメンバーが奉仕活動されて頑張っていました。1日でも早く救出されるよう心からお祈りしております。

 今日は財団からポールハリスフェローの表彰場が届いておりますので、お渡し致します。辻博明会員、渡邉幸雄会員、柴田彰夫会員です。それと二度目の表彰という事でバッジが届いております。青木直樹会員、篠崎昌平会員、荻山猛彦会員です。財団の寄付ですが、目標金額に達していないと聞いています。財団寄付・米山奨学会寄付を目標達成したいと思いますので、引き続きご協力をお願いします。

 

会員報告(中村隆一郎会員)

 51日付で札幌の方に転勤する事になりました。29日が祭日という事で、今日の例会が最後4月末で退会する事になりました。宇都宮ロータリー・クラブには、大変お世話になりました。出席率が悪くて肩身の狭い思いをしました。4回続けて欠席すると除名だという規約があるそうです。会報委員会とニコニコボックス委員会をやらせて頂き、印出井さんと飯村さんには大変お世話になりました。宇都宮市に住んで4年間でしたが、非常に良い所でした。「住めば愉快だ 宇都宮」というキャッチフレーズがありますが、本当に愉快で過ごしやすい町でした。ここに住んだことは、一生忘れないと思います。私の第二の故郷になると思います。4年間お世話になり有難うございました。

 

幹事挨拶(町田卓大幹事)

 本日新しいネームプレートが届きました。5月13日より使用いたします。皆様の方から「古いネームプレートをもらってよいか」という話がありました。思い出なので、是非ともそうして頂いて結構です。ニコニコが予算不足しておりますので、お気持ちで結構です少しでもニコニコにご協力を頂けたらと思います。宜しくお願いします。

新世代奉仕委員会報告(熊本勇治委員長)

 新世代奉仕委員会より皆様にお願いがございます。夏季青少年交換で若干人数が集まっておりません。再度、地区でこのプログラムに参加できる高校生又は大学生の募集をしております。行く先は、アメリカ・台湾です。交通費は、アメリカ30万円・台湾15万円です。交通費以外は、地区の方で負担をさせて頂きます。5月の第1週目迄募集をしております。宜しくお願い致します。

ニコニコボックス委員会報告(ニコニコボックス委員会 木下恒彦委員)

 結婚祝:久保井一臣会員

 福田富一栃木県知事(名誉会員)

    :卓話謝礼をニコニコへ

 DHテーブルミーティング残金

       

プログラム紹介(プログラム委員会 北出幸一委員長)

 二週間前の事です。東京へ観劇の会に行きまして感激しました。本日卓話を頂く関戸支店長の綺麗な奥様を拝見いたしまして、二度感激致しました。劇の方も虫の話でしたが、無視できないバッタがばったり倒れたり、てんとう虫が転倒したり、又関戸支店長の前任地が松戸だったという事で卓話依頼を「待つど!」と思っていまして。「関戸支店長! 宇都宮支店の支店長の席は、いかがですか?」「 席 どう?」という事で、本日のタイトルは「相場と心理」です。相場は思い通りいかなくて、そうはいかないという事です。宜しくお願い致します。

卓話「相場と心理」

               SMBC日興証券渇F都宮支店 支店長 関戸優会員

 皆様こんにちは。只今ご紹介頂いた関戸です。今日は、「相場と心理」という事でお話をさせて頂きます。本業が証券会社という事で、相場の話をさせて頂きます。大先輩の方々の前でお話させて頂く事は大変恐縮ですが、私自身入社しまして23年間証券マンをやっております。お話をする前に、社歴をご紹介させて頂きます。私は、平成3年入社です。名古屋支店で営業マンを5年やり、その後京都支店で営業を5年やりました。その後東京の八重洲支店で営業管理職を5年間やっておりました。その後本社に移りまして、企画推進の仕事を3年間やりました。これは、全国の支店の営業推進をどうやって行くのかという事を企画推進する仕事でした。その後支店長で出まして、大阪の千里支店長を2年、前任地千葉松戸支店長を2年半、そして昨年10月から宇都宮支店で、まる23年になります。この23年間、相場にずっと携わって参りましたので、その経験も踏まえて少しでもヒントになる事をお話できればと思っております。本日のテーマ「相場と心理」です。

 相場には心理が非常に付きまとうという事を大前提としてお話させて頂くと、株価というのは2年以上の中長期で見る時は、業績に連動します。只、短いスパンで見る時は、心理的要因とかタイミングとかが重要な部分ですので、そこら辺を踏まえてお話をさせて頂きます。今年の1月に野村證券の三和支店長が卓話で「今年の相場見通し」というお話をされましたので、株の話だけに話がかぶってはいけませんので、テーマを変えさせて頂いております。そもそも人間は相場に対して合理的なのか、それとも非合理な考えをするのかと云う話です。人は相場に対して「どの様な行動と癖があるのか」という事を把握しておくと、もしくはご自身の癖を把握しておくと投資のパフォーマンスを高めるのではないかという事で、お話をさせて頂きます。

こんな時はどうしますか?@そのまま何もせず10万円もらえる。

Aサイコロで偶数の目が出たら20万円もらえる。

でも奇数がでたら、この様なケースはどうしますか?@を選ぶ方の方が多いようです。

 こんな時はどうしますか?@そのまま何もしなくて10万円払う。

             A12万5千円払うが、20%の確率で全額返してもらえる。

この様なケースはどうしますか?Aが圧倒的に多いですね。

 こんな時はどうしますか?どうしても持っている株を売却しなければなりません。

@  800円で買って、現在1000円の株。

A  1200円で買って、現在1000円の株

この様なケースはどうしますか?やや@が多いかなと思います。

この質問には、正解はございません。期待値は同じです。世の中の人達、皆合理的な考えをするとすれば、答えは大体半々になります。心理的な偏りは、運用の邪魔をします。この質問は、

2002年ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン教授博士の理論から引用させて頂きました。博士は、心理学の先生です。心理学の先生が、経済学賞を取ったという事で当時12年前に話題になりました。博士は「伝統的な経済学では、人間は相場に対して合理的な判断をするという事になっているが、果して人間はそんなに合理的に判断をしないのではないかという事を証明した」という事で、ノーベル賞を受賞しました。これを投資家心理という事におとしてみると、10万円そのままもらうという方が多かった。これは何を意味するのかというと、利益は確実にものにしたいという心理的な過程に多くの投資家はあるので、利益確定が早くなる傾向が見られます。

次は、余分にお金を払ってでも戻ってくる確率にかける。これは、損が確定しそうな時にはリスクをとっても回避しようとする。いわゆる買い増しをする行為になりやすい。次に利益のある株式を先に売るという話では、損失はなるべく出したくない、心理的な偏りから多くの投資家は損切が遅くなる又は出来ないという事につながり易い。一般的に保有している銘柄は、利益のものから売却して行くという傾向が高くなり、持っている保有銘柄殆ど含み損のあるものばかり。結果身動きが出来なくなり、投資成果が悪くなるという事がしばしば起こります。アドバイスする証券マンも人間ですので、こういった心理が非常に働いているという事もあります。どうしたら良いのか?心理の逆をすればいいのではという事です。株式を買った後「よく下がるな!」とか売った後「上がって悔しい思いをするな!」という方は、心理の偏りの罠にはまっているという事になりますので、その逆をやれば良いのでは。逆というのは「時今遅く」「損切は早く」これをする場合でも、余程慎重にじっくり見て回数を分ける、そうされた方が良いのかな?と。難平とかきます。1つこんな風にしたら良いのかというものを入れました。1つの方法として、これが全てでは有りません。売却ルールを書きましたが、単純にいうと10%ルールと書いていますが10%にこだわっている訳では有りません。何%とその時の相場状況によって決めれば良いのです。@1000円で買いました。10%下がったら無条件で売る。これは、損切です。A1000円で買いました。1200円に上がりました。保有です。1500円に上がりました。保有です。2000円になっても保有です。そして、2000円になってから10%下がり1800円になったら売却する。そうすると

800円の値幅が取れる。あとは、売買ルールを決めておくと良いという観点でみると、日本株はある意味特殊な動きをします。世界的に見ても日本株の動きは特殊です。去年の1月からのチャートです。1年半ぐらいのチャートですが、赤色がニューヨークダウ・アメリカ株、緑色が日経平均のチャートです。方向性は似ています。アメリカ株が上がったら日本株が上がります。アメリカ株が下がったら日本株も下がります。なんとなく皆さんイメージが付いていると思います。特徴的なのは、日本株は他の市場株式に比べて、鋭角的に且つ一方方向に動きやすいという特性が見事に表れています。世界的に見てこれだけ方向性が見やすい株は、珍しいと思います。これは10年株の日本株です。方向性が一回決まると、方向が一方方向になりやすい、こういう市場の特性のある株式であれば、売買ルールを決めておけば「買いました、ちょっと上がったので、その後の利幅取れず」という事はなく、この辺りまで持てます。下がり始めて、この辺りで売ってしまうという事があっても、この間の値幅が取れます。この高値で買っても10%下がったら損切るという事を決めていれば、大きな値下がりをこうむらなくても済みます。今回安倍政権に変わってからの上昇過程の中で、結構短期的に利食ってしまった方は多かったのですが、売買ルールを決めておけば利食りは、遅くと手法の一つで見てもらうと良いのではと思っております。日本人は、そもそも歴史的に

相場投資は下手なのでしょうか?苦手なのでしょうか? 実は、世界で最も古い先物取引は日本に有りました。江戸時代初期・大阪の堂島という所で行われていた米相場市場、これが世界で最も古い市場だと言われています。日本人は相場の歴史からみると、非常に経験が豊富です。只、今も昔も人間の心理は進歩していなくて歴史は繰り返すと言われますが、投資行動“癖”は、くり返す傾向にあります。であれば投資の歴史・経験の長い日本で昔から言い伝えられた諺の中に、審議をちりばめたような教訓的なものが有るので、それをちょっと見てみて参考にされたらどうかなと思い書かせて頂きました。お手元に諺集みたいな用紙を置かせて頂きました。

〈株式投資の心得編〉

 ・人の行く裏に山あり花の山・・・昨年末から今年年始にかけて株式市場の見通しは、アナアリス

                市場参加者・経験者は、軒並み強気相場。結果1-3月は、

                相場低迷。

 ・頭としっぽは、くれてやれ・・・一番底値で買って一番高値で売るのは難しいので、そこそこ

買って・そこそこで売る。

 ・当たり屋につけ・・・・・・・・・・・・・アナリスト・経済評論家は、沢山います。毎回あたる人と毎回外す人がいます。当たり続ける人は信用して、当たらない人の意見は逆に行けという事です。

〈相場の見方・つかみ方編〉

 ・買いにくい相場は高い・・・・・・・買おうかな?と思っている。でもちょっと待っていようかな?

                という時の相場は、比較的高い。

 ・閑散に売りなし・・・・・・・・・・・・・閑散は、急に取引量が少なくなるという意味で株式が大きく値崩れしたに、取引量がピタッと止まって売り買いが無くなった時。上がり易い傾向になる。

 ・相場の器用貧乏・・・・・・・・・・・・・カミソリ型でトレーダーの人が勝率は良いのですが、1回の利益幅が少なくて1回大きくやられて全部とんでしまう。

                器用にやるのであるが、余り儲からない。

〈売買のコツと心得編〉

 ・売るべし・買うべし・休むべし

・・・・・・・・売る時も買う時も休む時も必要。

 ・株を買うより時を買え・・・・・・・・・良い銘柄でも買うタイミングによって悪くなる時があるので、

                 時をみる。

 ・売り買いは腹八分・・・・・・・・・・・・・目一杯やっては駄目です。

 ・見切り千両・・・・・・・・・・・・・・・・・・・損切はやり難いが、それが千両に値する時があります。

〈株式売買のタイミング編〉

 ・押し目待ちの押し目なし・・・・・・・今度下がったら買おうという押し目を待つ、この気持ちを良く分かり皆が思っています。そう思っている人が多い程、その押し目は中々やって来ない。

 ・二度に買うべし二度に売るべし・・1回のタイミングは難しいので回数を分けて買えばいいし、

                  回数を分けて売るという教え 

 ・持つはまだなり・未だはもうなり

・・・・もうそろそろ買おうかなと思う時は未だ、まだ買いでは無いという時は未だだと。

迷った時は、参考にして頂ければと。

〈相場サイクル編〉これは、アメリカの諺です。

 ― 強気相場は、悲観の中に生まれ懐疑の中で育ち楽観の中で成熟し幸福感の中で消えてゆくー

 どんな意味かというと、上昇相場これは皆が駄目だと思っている時芽生えていき、山で云うと1合目・2合目位にあって懐疑の中で育っていくと。山で云うと3合目から7合目のイメージでしょうか? 良いね!良いね!良い感じになったね!という成熟で、山で云うと8合目・9合目に来ているのかなと。幸福感の中で消えていくと。そういう教えです。

今の日本株は、どこの水準なのかと思いますと幸福感も無いな!楽観も無いな!そうすると懐疑の中、ちょっと疑いの目で見ている所があって、まだまだ相場的には上昇余地があるのかなと云う風に思っております。

 最後に当社の今年の日経平均の予想を入れさせて頂きました。今年の年末の日系平均予想レンジは、18000円位と見ています。心理という事で考えてみると、皆が18000円と言っているという事はレンジが上か下か一寸ぶれるのかなと思っています。今の相場環境から考えると私自身は、上ぶれするのではないかと思っています。

本日は、ご清聴をありがとうございました。

----- 今日のメニュー -----

ビーフカレー ライス

サラダ

 

 

 

 

 

 

 

2013-2014年度 卓話

【5月】

 13日 会員卓話

     池田宰会員             宇都宮大学大学院工学研究科 教授

 20日 夜間例会

 27日 外部卓話

     佐藤栄一宇都宮市長

会報委員 田部井 純 会員

写  真 菊池 太志 会員

メールアドレス:u-rc01@silver.plala.or.jp

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