(2014)平成2699日 No3077回 20142015年度(10会報)

会員数 101名 出席者64名 出席率66.7% 

 

ビジター紹介(親睦活動委員会 板倉豊委員)

 宇梶一憲様(ゲストスピーカー)

 山根志朗様 鈴木克年様(防衛省自衛隊栃木地方協力本部)

 

会長挨拶(大塚秋二郎会長)

 9月に入りまして少し涼しくなりましたが、今日は強烈な日差しです。昨日は、綺麗な十五夜のお月様が見られたと思います。

 今日は、私のたってのお願いで防衛省自衛隊の方のお話を伺う事になっております。東日本大震災の時は、自衛隊の方に頑張って頂きまして有り難いと思っておりました。

 国際ロータリークラブから、お知らせが来ております。2013-2014年度会長賞という事で、宇都宮ロータリークラブが受賞しております。10月の地区大会の表彰に先駆け、案内が届いておりますので後程お席の方にお回し致します。

 

快出席祝(出席委員会 稲野秀孝副委員長)

上野泰男会員(35年)鈴木重男会員(26年)長谷川正会員(25年)宮田初男会員(24年)

荒井規雄会員(14年)町田卓大会員(13年)金子昌郎会員(7年)小林辰興会員(7年)

印出井敏英会員(5年)田嶋久登志会員(3年)木下恒彦会員(3年)観堂義憲会員(3年)

雪村透会員(1年)吉田良二会員(1年)

 

辻博明会員報告

 私事で大変恐縮ですが、過日母の葬儀に際しましてクラブより大変ご丁寧な御弔意を頂きまして、ありがとうございました。又ご弔電ご供花等も頂きましてありがとうございました。本来であればお一人お一人に御礼を申し上げるべきところでございますが、当日は混雑に取り紛れまして十分な御礼も出来なかったことをお詫び申し上げます。お陰様で葬儀の方は、無事滞りなく終了する事が出来ました。皆様から頂きましたご厚情に感謝を申し上げまして、お礼の言葉とさせて頂きます。大変お世話になり有難うございました。

 

地区大会について(明賀一博副幹事)

 地区大会の件でご案内が2点ございます。以前、皆様にファックスでご案内させて頂いておりますが、9月21日(日)に2550地区の地区大会が「那須野が原ハーモニーホール」で行われます。クラブで大型バスをご用意させて頂いております。今のところ参加人数が20名程で、バスの利用者が14名です。大会参加とバスの利用を合わせてお願い申し上げます。

 

社会奉仕委員会(柴田彰夫委員長)

 先週に引き続きまして広島集中豪雨に対する義援金のボックスをまわさせて頂きました。皆様のご協力によりまして、7万3500円集まりました。特別会計の社会奉仕から2万6500円を足しまして、10万円を本日付で地区へ送金させて頂きます。皆様のご協力をありがとうございました。

 

ニコニコボックス委員会(多賀信彦委員)

 誕生祝:辻博明会員 齋藤一郎会員

 快出席祝:宮田初男会員 長谷川正会員 小林辰興会員 荒井規雄会員 印出井敏英会員

田嶋久登志会員 木下恒彦会員 観堂義憲会員 鈴木重男会員

 辻博明会員:葬儀では、大変お世話になりました。ご厚情に感謝申し上げます。

 関口快流会員:栃木テレビで自転車クラブ「ブリッツ・シュラーゲ」を紹介放映して頂きました。

        又ツールド栃木も併せて喜谷委員長が詳細説明をする事が出来ました。

喜谷会員 明賀会員 斉藤(幸)会員

岡ア会員 阿部会員 熊本会員 酒井会員

       :9月3日(水)とちぎTV「Ride On」に自転車のチームで出演しました。

        自転車に楽しく乗っている様子が映りました。

 

プログラム紹介(大矢裕啓委員長)

 私も6月25日ゴルフの王様に出演させて頂きました。栃木テレビです。

 先週は、熊本会員にインターアクトについて地区との関係等の卓話を頂きました。大変有意義な卓話だったと思います。ありがとうございました。

 今日は「新たな防衛大綱」という事で、お話を頂きます。尖閣・竹島・北朝鮮のミサイル等々、大変物騒な世の中です。改めて防衛を身近に感じなくてはいけないのかなという主旨でもって、今回の卓話を企画させて頂きました。本日卓話を頂きますのは、自衛隊栃木地方協力本部副本部長・防衛事務官宇梶一憲様です。当初、本部長様にお願いしましたが体調を崩されたという事で、代わりに副本部長様におこし頂いております。宇梶様の経歴をご紹介させて頂きます。お生まれは、昭和33年です。昭和60年4月防衛庁に入庁いたしまして、陸上自衛隊大宮駐屯地に勤務されました。平成12年4月調達実施本部、平成14年4月栃木地方連絡援護課、平成17年4月高知地方連絡部、平成19年4月陸上幕僚幹部、平成21年4月石川地方協力本部、平成23年4月統合幕僚学校総務課という事で、全国をまわられております。平成25年4月より現職です。約30分お話を頂きます。それでは、宜しくお願い致します。

 

卓話「新たな防衛大綱について」

         自衛隊栃木地方協力本部副本部長 防衛事務官 宇梶一憲様

 こんにちは。栃木県の名士の方々にご依頼頂きまして、今ドキドキしています。何とか30分を務めさせて頂きます。本来ならば本部長の小林が来るべきところ、体調を崩しまして私が代わりにご説明をさせて頂きます。

 私は、宇都宮市雀宮で生まれました。自衛隊は、本来地元に帰れないのが定まりでして本当に幸せというか、あと5年位ありますが栃木に勤務出来るのは光栄と思います。家族は、埼玉にいます。実家は、宇都宮市にありますので、いずれは戻って参ります。その節は、宜しくお願いします。

防衛大綱という事で、ご説明申し上げます。先ず、平成25年12月17日「国家安全保障戦略」を、政府が決定しました。その年「中期防衛力整備計画」も決定しています。これは国家防衛の戦略指針の根幹になるものです。国家安全保障戦略が一番上にあり、その下に防衛計画の大綱・中期防衛力整備計画、この3つが国家防衛の柱になります。国防の基本方針が昭和32年に作られまして、発展したものが国家安全保障戦略で平成25年12月17日政府が策定しております。それまで長い間、国の根幹をなす基本方針と位置づけられていましたが、やっと今の環境にそったものと作られたのが国家安全保障戦略です。防衛計画の大綱は、おおむね10年程度の期間を念頭に作っております。中期防衛力整備計画は、どちらかというと装備品の話です。5年間に実施する防衛力整備の計画であり、5年間の経費の総額と主要装備の整備数量を明示しています。よく言う買物計画です。防衛大綱は、この様な内容を計画の中に盛り込んで策定しています。日本は平和で栃木も平和ですが、一歩国外に出ると非常に不安定である事をふまえて防衛大綱を作っております。国外に出ますと、北朝鮮・中国・ロシアと日本を取り巻く環境は非常に複雑で不安定です。ロシアと日本との関係は、ここ10年位は緊密化していましたがウクライナ等の動きもあり緊張感が増して来ています。中国は軍事力を強化し東シナ海や南シナ海等の海空域における活動を拡大活発化しています。我が国はこの様な動向を強く懸念しています。この地図にラオス・カンボジア・ベトナム・フィリピンそしてマレーシアがあります。中国は、これだけ領空・領海を主張しています。そして、ブルネイ・マレーシア・フィリピン・ベトナムが自分の近海を領海と主張しており、すでに衝突が起きており南シナ海は複雑な様相を呈しています。中国の公表国防費は過去25年間で33倍以上、過去10年で約4倍、日本の約3倍位です。円で言いますと、11兆1100億円の国防予算です。日本が約4兆6000億円位です。中国の急な伸びが、日本を含む東南アジアで緊張感が増している1つの大きな原因です。

 北朝鮮のミサイルの状況です。今、4種類が確認されています。かなり古いノドン、テポドン2は1万キロの射程距離があり北米まで届くと言われ、米国も非常に脅威を感じています。

3つの防衛大綱の2つ目の指針です。内容的には、我国自身の能力・役割を強化拡大し世界の平和と安定及び繁栄の確保にこれまで以上に積極的に寄与する為策定しています。今、安倍政府は積極的平和主義を掲げています。今迄の様に消極的に国内だけで自衛隊を訓練育成するのではなく、むしろPKOとか平和維持軍の様に日本の自衛隊が積極的に海外へ進出し、世界平和に貢献するという事です。今、防衛省自衛隊が最も取り入れているのが、統合運用の考え方をより徹底し様々な状況に臨機に即応できるより実効的な「統合機動防衛力」です。今迄、陸は陸上自衛隊、空は航空自衛隊、海は海上自衛隊とそれぞれ3つの指揮下で動いていましたが、これからは陸海空が連携して活動にあたるよう正に今訓練・育成をしている所です。こちらの図の中で注目されているのが、

水陸両用車です。尖閣・沖縄又6000からなる島の防衛をするには、必要になります。もう一つの大きな事は、日米同盟の強化です。米海兵隊との共同訓練・東日本大震災のトモダチ作戦・普天間飛行場です。各国との協力関係の強化は、関係各国特にアジア各国との関係強化、国際平和協力活動等に積極的に取り組みます。日本の防衛のノウハウを他国に教え、お互いに共存共用を図る政策です。主に軍事・災害救助・人道支援・地雷処理・防衛医学等々です。

 防衛大綱3つ目です。防衛力の在り方の中で、防衛力に求められる役割を実効的に果します。「統合運用」の観点から、重視すべき機能・能力を優先整備します。今、陸・海・空の連携が図られています。陸・海は水陸両用車、空ではP−3C・F−15です。この陸・海・空が尖閣も含め日本の海域・領空・領海を連携して国防防衛に当たる動きを積極的に展開しています。日本は防衛ですので、飛んできたミサイルを撃ち落とすという事を米国との連携で実施しています。イージス艦から飛んできたミサイルを追尾します。撃ち落しを外れたミサイルを陸のペトリオットPAC−3から追尾して撃ち落とします。大規模災害等への対応、国際平和協力活動の実施、能力構築支援の推進、海洋安全保障の確保、防衛協力・交流の推進、訓練・演習の実施等々が自衛隊に求められる役割です。次は各自衛隊の体制です。先ず、陸上自衛隊は島嶼に対する攻撃を始めるとする各種事態に即応し、実効的かつ機動的に対処し得るよう陸上自衛隊の体制を整備します。作戦基本部隊等の新たな体制について、機動運用を基本とする作戦基本部隊は高い機動力や警戒監視能力を備え、機動運用を基本とする作戦基本部隊を保持します。陸上自衛隊がこれから取り入れていかなければならないものに、水陸両用車があります。もうすでに海兵隊は使っておりますので、それをしっかり米軍からノウハウを頂きこれから構築していく事です。ジェット機・戦闘機で・攻撃ヘリ・対空ヘリで打撃を与え、その後ヘリ・オスプレイ等で上陸し追いかけ、その後水陸両用車が島を取り戻すという動きをします。只その一方で、陸上自衛隊は戦車とか大砲を減らしております。今、島の防衛とか市街戦闘・ゲリラ等は戦車等いらない考え方で、かなり見直しをしています。約半分に減らし、その分を水陸両用車・オスプレイを購入する予算にあてています。次は、海上自衛隊です。今進めているのは、イージス艦です。イージス艦から飛んできたミサイルを追尾迎撃します。今4隻のイージス艦を倍に増やし8隻体制とします。潜水艦は、22隻の体制です。潜水艦は常に1隻で活動します。今どこにいるのか、ほんの一部でしか知りません。乗組員は家族と連絡が取れません。非常に過酷な任務です。哨戒機部隊の体制は、P−1の継続整備による固定翼哨戒機(P−1/

P−3C)の体制を維持します。65機体制を保持します。航空自衛隊は見直しをかけて、警戒航空部隊を1飛行隊増やして3個飛行隊にして体制を整えています。その中の戦闘機部隊で有名なのは、イーグルです。今12個飛行隊のところ13個飛行隊になっております。戦闘機数は約260機から280機に増えています。今度新たにF−35Aのステレス型戦闘機を三沢に導入予定しています。1機約400億円と言われています。これはF−15の空中給油です。非常に高度な技術です。弾道ミサイルによる攻撃から我国全域を防護し得る能力を強化します。イージス艦を8隻に増やし、能力向上型のPAC−3ミサイル(PAC−3 MSE)を導入します。約2倍位の対処能力を高めています。これは防衛計画の大綱別表です。5年位でこれらを購入予定です。1年で4兆円ですので、5年で20兆円位予算を頂く事になります。

 中期防衛力整備計画です。5年をめどに計画を策定しています。防衛計画の大綱がありまして、次に中期防衛力整備計画、次に年度予算です。その上に国家防衛戦略があります。これは新たな防衛計画の大綱に従った6つの基本方針です。@9つの機能・能力を重視A海上優勢・航空優勢を維持する防衛力及び機動展開能力の整備B必要かつ十分な「質」及び「量」の防衛力を効率的に確保C人事制度改革に関する施策の推進D日米同盟の抑止力及び対処力の強化E効率化・合理化を徹底した防衛力整備。最後に今、最も防衛省が力を入れているのが女性の活用です。パイロットは退役した後、民間のパイロットに採用して頂く動きをしています。以上です。時間がオーバーしまして申し訳ありませんでした。いずれにしましても、色々な事をしようとしています。これだけやらないと国を守れない1つの勝算が無いのかもしれません。自衛隊も日々努力をしていると、ご理解頂けたらと思います。今後とも宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 


今日のお食事

成熟牛肉のステーキ 黒胡椒ソース

サツマイモのスープ

サラダ コーヒー

ライス

 

 

 

 

 

 

 

2014-2015年度 卓話

【9月】

9日 「新たな防衛大綱」について

   宇梶一憲様      自衛隊栃木地方協力本部 副本部長 防衛事務官

 16日 (仮)「会員増強の現状と課題」

     ア尾肇会員      課員増強委員会 委員長

 23日 休会(法定休日)

 30日 (仮)「北出が来たで!!」

     北出幸一様      NHKグローバルメディアサービス

                (スポーツ事業部・エグゼクティブプロデューサー)

 

会報委員 飯村 悟  会員

写  真 櫻井 実  会員

メールアドレス:u-rc01@silver.plala.or.jp

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