(2015)平成27317日 No3101回 20142015年度(34会報)

会員数 102名 出席者63名 出席率66.3% 

 

ビジター紹介(親睦活動委員会 矢治和之副委員長)

 君島修様(ゲストスピーカー)

 岸敦子様 宇都宮市教育委員会学校健康課学校食育グループ指導主事

 

会長挨拶(大塚秋二郎会長)

皆様こんにちは。早いもので3月半ば過ぎまして、今日などは非常に暖かく桜もそろそろ咲き始めるような感じです。ですが、寒の戻りもあると思いますのでお身体を大切にして下さい。卒業式又年度末に近づき、送別会と色んな行事があると思います。ご自愛の程、お願いします。以上です。

 

ニコニコボックス委員会(田部井純委員長)

 結婚祝:上野泰男会員 

 奥様誕生祝:片山辰郎会員 

 荻山猛彦第3Gガバナー補佐:

       3月12日のIMには、多数の皆様にご参加頂きましてありがとうございました。

       お陰様で、盛況の内に無事終える事が出来ました。

 

プログラム紹介(大矢裕啓委員長)

 本日は「宇都宮市の目指す学校給食」という題で君島様にお出で頂いております。私にとっては、有り難い学校給食です。小学校の同窓会をやりますと、先生はいつも言っていました。「残すのなら大矢君にやりなさい」と。私いつも手元に牛乳なら10本ぐらい、パン20枚、いつも私の周りにありました。「ミルメークくれるなら、貰ってあげていいよ」とか言っていました。お陰様で栄養が頭にいかず、体にいきました。当時の「栄養を満たす」という給食から、徐々に色々な事を教えてくれる食育というのが学校給食です。もし、お子様・お孫様がいらっしゃいましたら、その様なサポートも家庭の中から出来ると思います。役所・学校がやる事と我々がやる事で、相乗効果が出るのではないかと思います。その様な観点でお聞き頂けると幸いです。君島様は、宇都宮市教育委員会学校健康課長です。色んな役職をされ、この4月から新たな移動が決まっております。学校健康課長として、最後のお話になるかと思います。入庁が昭和56年、平成6年に100周年事業推進室、企画部企画審議室、平成22年から教育委員会です。趣味は、お昼も食べずに市役所の周りを走っていらっしゃいます。本人は読書とおしゃっています。宜しくお願いします。

 

卓話「本市の目指す学校給食」

        宇都宮市教育委員会学校健康課長 君島修様

 只今、ご紹介に預かりました学校健康課の君島です。ロータリークラブの皆様には、日頃から本市の教育行政にご理解を頂きありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。本市が目指す学校給食という事で、お話をさせて頂きます。

*学校給食の歴史です。

 ・1889年(明治22年)山形県鶴岡町の忠愛小学校で、貧困児童の為無料配布これが学校給食の始まりです。おにぎり2つ・塩鮭・野菜のおひたし、これが学校給食の始まりです。

 ・1947年(昭和22年)第二次世界大戦後、アメリカの救援団体ララの物資による学校給食開始。ララは海外にいる邦人が物資・お金を提供しました。ミルク(脱脂粉乳)スープでした。

 ・1952年(昭和27年)小学校全校で完全給食、主食(パン)・ミルク・おかずの原型ができ、開始しました。

 ・1954年(昭和29年)学校給食法が成立、法律上定められました。

 ・1958年(昭和33年)学校給食用牛乳取扱要領が通知され、牛乳が供給。

 ・1976年(昭和51年)政令により、米飯給食が正式に位置付けられました。アルマイトの食器を使用しました。

 ・2005年(平成17年)食育基本法施行、栄養教諭制度開始、この時初めて食育という言葉がクローズアップされました。

*平成25年度学校給食実施状況等調査の結果です。全国調査結果です。

・公立小学校20,498校 完全給食実施率は、99%です。

・公立中学校 9,722校 完全給食実施率は、86%です。

・宇都宮市立小学校 68校 宇都宮市立中学校 25校は、完全給食100%実施です。

*平成25年度学校給食調理方式調査の結果(県内)です。

  センター方式は、学校とは別でセンターで調理したものを各学校に配送する方法です。

  親子方式は、小中学校が隣接した場合、中学校で作ったものを隣の小学校に持ってゆく方式です。自校方式と親子方式が半分ずつに近い状況です。宇都宮市は昭和30年代・40年代位から、それぞれの小学校・中学校に給食室を作っていました。中学校給食室を作る時、自校方式にするかセンター方式にするか迷いました。何故か自校方式に決まりました。ちなみに小学校65校(96%)中学校24校(96%)と100%で無いのは、合併の関係で上河内の小学校3校と中学校1校がセンター方式でした。

*平成25年度学校給食調理方式調査の結果です。

  宇都宮市立小中学校では、自校方式96%センター方式が4%です。栃木県内小中学校では、自校方式は43%親子方式15%センター方式が42%です。

*学校給食とは?

  学校給食法(抄)に、目的が定められました。

  第2条 学校給食を実施するに当たっては、義務教育諸学校における教育の目的を実現する為に、次に掲げる目標が達成されるよう努めなければならない。

    1 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図る事。

    2 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営む事が出来る判断力を培い、及び望ましい食習慣を養う事。

    3 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養う事。

    4 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養う事。

    5 食生活が食に関わる人々の様々な活動に支えられている事についての理解を深め、勤労を重んずる態度を養う事。

    6 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深める事。

    7 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導く事。

  食べる事を通じて理解・道徳・社会等、全て学ぶ場が学校給食です。ちなみに2013年

アメリカ・ワシントンポスト紙が、日本の学校給食に関して評価を与えました。

*食育基本法における基本的な考え方です。食育基本法が平成17年に制定されました。

   ・国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成(第2条)

   ・食に関する感謝の念と理解(第3条)

   ・食育推進運動の展開(第4条)

   ・子供の食育における保護者・教育関係者等の役割(第5条)

   ・食に関する体験活動と食育推進活動の実践(第6条)

   ・伝統的な食文化、環境と調和した生産等への配意及び農山漁村の活性化と食料自給率の

向上への貢献(第7条)

   ・食品の安全性の確保等に置ける食育の役割(第8条)

  明治時代の人で石塚左玄さんという人が、食育という言葉を使いました。基本は食べる事です。

*平成21年 宮っこ・食べっこ・元気っこプランを作りました。宇都宮市学校教育食育推進行動計画で、基本理念は子供達が生涯にわたり心身ともに健康な生活を送る事が出来る様、学校・家庭・地域・企業が連携した食育を推進します。目指す子供像は、食を通じて自らの健康を考え判断し実践できるたくましい宮っこです。基本目標は、食事の重要性・心身の健康・食品を選択する力・感謝の気持ち・社会性・食文化です。

*その中で何をやっているのでしょう!食事のマナーの指導です。食器を正しく持って食べると、姿勢を良くして食べる事が出来ます。「いただきます」と、声を出します。正しく配膳が出来ているかどうか?箸の持ち方の指導もします。宇都宮市小学校68校・中学校24校、計93校に栄養士を配置しています。市でお金を出している栄養士さんは48名、県で配置しているのは

46名です。

*心のふれあいのある給食活動という事で交流給食は、学年間・異学年間・担任以外の先生などです。招待給食は、保護者・地域の方・ボランティアの方などです。異学年間交流給食、生産者を招待した給食にも取り組んでいます。

*生きた教材としての献立は、教科や学校行事に関連したもの・行事食・郷土食・外国の料理・旬の食材を使用したもの・地域農産物を使用したもの(地産地消)・農園活動で収穫した食材を使用したもの等です。赤飯・しもつかれ等です。

*自校炊飯設備の整備は、学校で米を炊いて温かいものを温かく出すという事をしています。平成27年度整備完了予定、宇都宮産米100%使用、米飯給食の推進もしています。

*食物アレルギーへの対応です。食物アレルギーの人は、年々増えています。年間約1000人位います。重い病気を持っている人は、約70〜80名います。医師の指示に基づき可能な範囲で、アレルギー対応食を提供しています。除去食は、調理する段階でアレルゲンを取り除いた料理です。代替食は、除去により不足した栄養素を補うために別の食品を使用した料理です。とどのつまり、目指すものは子供達が生涯にわたり心身ともに健康な生活を送る事が出来る様、学校・家庭・地域・企業が連携した食育を推進します。目指す子供像は、食を通じて自らの健康を考え判断し実践出来るたくましい宮っこです。日頃から人間力の基礎が、学校給食の部分では重要かなと思います。当然ながら色々なものに感謝して、色々な所で給食も正しく出来る子供を作って、未来の宇都宮・未来の日本を考えていく人材、地道ですが色々な方々の協力を頂きながら実践をしていかなければいけないと考えている所です。ご清聴ありがとうございました。

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【今日の料理】

 スタミナ丼 

 キムチ 赤出汁 コーヒー

 

 

 

 

 

 

 

 

2014-2015年度 卓話

20153月】

 3月17日「学校給食について」

       君島修様         宇都宮市教育委員会 学校健康課長

 3月24日「福島空港の利用促進について」

       塩見俊夫様        福島県商工労働部 参事兼空港交流課長

 3月31日 休会

20154月】

 4月 7日「中心市街地活性化へ まちなか支局の挑戦」

       田中勝様         下野新聞社 まちなか支局長

 4月14日 未定

       榎啓一様         元NTTドコモ 常務取締役

 4月21日「第2回クラブフォーラム」

 4月28日「テレビの新しい形」

       土屋敏男様        日本テレビ 編成局専門局長

 

会報委員 飯村 悟  会員

写  真 桜井 実 会員

メールアドレス:u-rc01@silver.plala.or.jp

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