(2015)平成27414日 No3104回 20142015年度(37会報)

会員数 98名 出席者59名 出席率67% 

 

ビジター紹介(親睦活動委員会 金子昌郎委員長)

 榎啓一様(ゲストスピーカー)

 坂本典隆様 中田忠雄様 永田智朗様 潟hコモCS 栃木支店

 

会長挨拶(大塚秋二郎会長)

 4月も半ばになりまして、私の任期も10回位になりました。残すところ3ヶ月を切りました。つつがなく頑張って行きたいと思っていますので、ご協力をお願い致します。毎回天候の話に触れていますが、今日もちょっと寒いです。桜が咲いた後に雪が降り天候不順です。花粉も、もうしばらくの辛抱です。ご自愛くださいませ。

 

快出席祝(出席委員会 稲野秀孝副委員長)

 小針直哉会員(32年)酒井誠会員(5年)斎藤幸一会員(4年)永井宏樹会員(1年)

幹事報告(善林隆充幹事)

 清水建設鰍フ阿部栃木営業所長さんが、4月1日付で転勤になられた事をお聞きしました。後任の所長様にも入会手続きを進めて頂いております。来週1名入会予定者の方も含めまして現在、

98名です。来週は、クラブフォーラムですので夜間例会となります。18時から当例会場で行います。間違って昼間は来られない様、ご注意ください。

明賀一博副幹事報告

 今度の日曜日4月19日、次年度2015−2016年度の地区研修・地区協議会がございます。対象者は、事前にファックスでご案内させて頂いております。お忘れにならない様お願いします。集合時間は、9時30分です。場所は、宇都宮グランドホテルです。

 

親睦活動委員会報告(金子昌郎委員長)

 皆様の会社の方へ「江戸を楽しむ会」のファックスが行っていると思います。大相撲5月場所を観戦するツアーです。あと、30人位席をご用意してお待ちしております。4月21日が締め切りになっていますが、なるべく早くご協力の程お願い致します。

 

ニコニコボックス委員会(奥本雅之委員)

 結婚祝:加藤幸夫会員

 快出席祝:永井宏樹会員 斎藤幸一会員

 奥様誕生祝:三柴富男会員

 舘野弘一会員:孫 渡辺さちこ県議選当選の御礼

 

プログラム紹介(長谷川正委員)

 今日の卓話を頂く榎啓一様は、20年前平成7年4月2日宇都宮ロータリークラブにNTTドコモ栃木支店長として入会されました。本来お呼びするのでしたら和洋中の調理師、はたまた長唄も三味線も勉強されています。今年1月8日「iモードの猛獣使い」という本を出されました。ドコモを退職されて、自分が関わったiモードという事でお話を頂きます。会社に20兆円稼がせたスーパーサラリーマン榎さんが最初栃木県に来られた時は、西川田に支店がありました。2年間栃木支店長をされました。その時、プレミアムで出された景品を頂きました。時計です。そういう事で、宜しくお願い致します。

 

卓話「iモードの猛獣使い 会社に20兆円稼がせたスーパーサラリーマン 始まりは宇都宮!」

        元 NTTドコモ常務取締役 榎 啓一  

 只今、長谷川さんからご紹介を頂いた榎です。20年前こちらでお世話になり現在は菊地さんが10代後の支店長になられて、お世話になっています。宜しくお願い致します。

 最近はスマホに押され、どうなるかと心配しています。Iモードと云うサービスを最初にやりまして、その事をお手元にあるパンフレットと画面で30分位お話をさせて頂きます。宇都宮関係の話を重点にお話させて頂きます。あと一つは「iモードの猛獣使い」と云う本を出しました。この本が一冊売れると、私は100円儲かります。只ネット販売中心なので、大きな書店しか置いていません。興味のある方は、アマゾンか楽天ブックスにワンクリックして頂ければ幸いです。

卓話は「iモードの猛獣使い 会社に20兆円稼がせたスーパーサラリーマン」です。ドコモの売上が4兆円あります。パケットの売上は、毎年1兆5千億円あります。iモードは約20年前ですので、目の子で数えますと20兆円稼がせたのではないかと思います。常務取締役にしてもらい給料は貰いました。20兆円の1%貰えれば良かったのですが、その様な話は一切有りませんでした。極めて真面目なサラリーマンでした。iモードと云うのをどうしてやったのかと申しますと、これは皆様の御商売と同じです。結局価格競争になって利幅が薄くなってくると云う世界です。通信の世界もそうです。携帯電話もiモードも開発スタートと書いて有る様に上り坂でしたが、必ずマーケットは飽和しますので当時は音声通信が殆どでありました。今の様なメールとのウェーブアクセスみたいなものとかは有りませんでしたので、ここの部分が飽和しますので売上を上げなければいけません。1つは、客単価を上げる事です。当時はiモード(パケット通信料)と云うのをプラスアルファで上げようと考えた訳です。それと数を増やしましょうという事でマシーンコミニュケーションとかあります。例えば海外に行きます。ドコモは1兆円位投資して海外ビジネスに失敗しました。2代目社長は、チャレンジして駄目でした。その後、彼はJAXAの理事長になりましたが、ロケットの打ち上げに1回も失敗しませんでした。後は、犬・ネコに携帯を付けようという事が位置情報として売上を上げようとしたわけです。それを考えた人が、ドコモ初代社長の大星さんです。NTTの常務からドコモに来られました。優しそうな顔をしていますが、気性の激しい人です。大星さんは、パケットの様に儲かっている本業が20年前ですが、利益が出ますので東京国税局に収めるよりも使って次のサービスを作ろうという考え方の人です。コンサル会社(MCK)に頼みました。この時頼んだMckinseyにいたのが南場智子さんで、南場智子さんはDeNAと云う野球ゲームの会社ですが、それを創業した人です。1997年1月8日プロジェクトが始動しました。人集めに、松永真理さん夏野剛さん。商品コンセプトはコンビニ・コンシェルジュ、商品開発は携帯電話機・コンテンツ・サーバー・パケット網、ブランド名称、マーケティングは市場立上げ・宣伝・社内セールスで2年かかりました。1999年2月22日にサービスを開始しました。松永真理さん夏野剛さんは実績実力が有り、いわゆる猛獣でした。私は彼らを使う猛獣使いと言われました。宇都宮の関係では、ベル友の流行でした。当初は、携帯ゲートウェイと云う名でiモードでは有りませんでした。携帯電話の単体でネットワークとアクセスして情報を取る又メールをしてドコモにはパケット代とか色々なコンテンツを有料で売る収益が入るという話です。後はモバイルデーターをカードにいれパソコンでアクセスするとか色々あったのですが、私は携帯電話の単体でやれと言われました。当時世の中の人は携帯電話でそういう事をするのは成功しないのでは無いか、という意見が多かったのです。私は大星社長に言われた時、9割ぐらいはあたると思いました。何故思ったか?それは、宇都宮から始まるという話です。それは宇都宮の女子高生に教えてもらいました。

20年前を思い出して頂きたいと思います。当時の主力モバイル即ち携帯の情報端末は、携帯電話では無くポケットベルだったのです。マーケット全体でドコモが500万台、テレメッセージさんが500万台合わせて1千万台で、10人に1人はポケットベルをお持ちでした。お医者さんとか外回りの営業の方達がお持ちでした。これが全国的に売れまして、なおかつ最初はビジネス向けでおじさんが使う道具でした。それに数字のゴロ合わせが有りました。次はポケットベルで文字が送れるようにしました。“おはよう。こんにちは。”と簡単な文字が送れるようになりました。飛び付いたのが高校生でした。宇都宮の高校生は人の集まる拠点になっておりまして、途中メイン通りにドコモショップ等が有りそこに高校生が集まっていました。何が起こったかと云うと、彼女らは“こんにちは。おはよう。”から始まるのです。電車に乗って来て、宇都宮で降りるのです。当時、緑の公衆電話・テレフォンカードの公衆電話、NTT東日本がやっているのですが電話が10台位並んでいる所に、ほぼ女子高校生がはりついています。左に受話器を持ち右にテレフォンカードを持って差し込み、友人のポケベルに電話をかけます。朝の7時から9時まで、使えなくなります。ポケットベルは通信システムと同じで、運べる量は決まっています。9時になると、どんどん使えます。女子高校生は教室に入っていますから。12時から1時までが又使えなくなります。又15時から16時まで使えなくなり、宇都宮女子高校生の通信の道具になりました。ドコモショップも頑張りました。栃木のポケットベルの売上が、一時日本一になりました。朝から晩までビジネスに使われる方々から、苦情が来るようになりました。最初に来たのが、宇都宮でした。私が支店長をしている栃木で、そのような事が起こりました。何を言いたいかと申しますと、支えの根拠は「体感的確信」一応私はiモードというニュービジネスをやりましたので、そこからの経験からベル友にぶち当たりました。月曜日から金曜日まで会社に行き、朝から夜まで苦情の電話を課長が受けてくれ謝るだけでした。お客様に「どうにかしろ!なんとかしろ!」と言われ設備投資をしましたが、間に合いませんでした。私は宇都宮に単身赴任でしたので金曜日に帰って土日は家族のもとで過ごしていましたが、当時我が家にも女子高校生の娘がいました。息子は中学生でした。娘がベル友をやっていました。朝から晩までです。そこで「あ! この様な商品を作ると、この世代の子は絶対に使うな」と確信しました。自分の子供が買うかな!と。新商品を作るとマーケティング調査をします。世の中に出てくる商品は、売れるから出てきます。一方事実は、売れない方が半分です。最後は私が実際に体感的、体で家族が使うだろうな!と確信を持ったのが、重要ではないかと思います。もう1つは30年前、断食を致しました。仕事をしながら断食をするというものです。一週間かって、ご飯を1/8ずつ減らしていきます。お米・おかず・味噌汁も全部減らします。最後の日は、1/8しか食べられません。そこから一週間、くずの葉、青汁を飲みます。一週間経ち、おかゆの上澄みを飲むという断食です。体重は10%位減ります。内蔵の数値は良くなりました。先生は、女性でした。男と女で差がありますか?と聞きますと、女性の方がやり抜くとの事です。男性はギブアップしますとの事でした。何故か?男性は、理屈で断食をします。人間ドックの数値が悪かったから体重を減らさなければいけないと云う理屈です。女性は断食をすると、お肌が良くなりスリムになり自分の美しい姿が見える様になります。体感的確信と同じで、理屈は絶対必要です。それが経験です。iモード・スマホは、インターネットの技術ビジネスモデルですが、20年前のインターネットは創成期でパラパラしかなく、パソコンを本格的に使う人は、沢山はいませんでした。得意な人と、そうでない人がいます。とは言え、ビジネス判断をしなければなりません。私の経験から言いますと、ゴロ合わせですが、本当はクリエイティビティの想像力があった方が良いと思います。それで売上が上がり、利益を得るのですから。実は私、想像力が有りません。新しい事は駄目です。只アナロジーとか同じ想像力でも、妄想する力・類比する力・他の事象と有りそうな気がしました。本当はクリエイティビティがあった方が良いと思います。でなければ、想像力を使った方が良いと思います。

 iモードのコンセプトをお話します。iモードはマッキンゼーが携帯電話からアクセスと書いて有りましたが、全体のコンセプトでは有りません。20年前の携帯電話は、iモードの電話機なので、この様に大きく無かったです。コンテンツ表示力が貧弱で白黒画像、短文・簡単な絵・入力は数字キーでした。我々のチームは、サービス業の商売をされている方々は来店数と来店頻度が大のお店に相当します。24時間いつも手の中で母体数は1億人で、アクセスの意思を喜んで勝負しました。似たような商売は、コンビニエンスストアーです。携帯電話は、コンビニであるというコンセプトで物を作っていく、一番重要なのは画面表示では無く、いかにお客様に持って頂くかという事です。iモード移動機の開発メーカーの方々は、首を縦に振りましたが目は横に動きました。携帯電話機として、富士通・NEC・三菱・パナソニックです。iモードサーバーの開発は、最初は小さく軌道に乗ったら大きく、インフラになったら信頼性がアップしました。

私はiモードの猛獣使いですので、その心得をいくつかご紹介します。プロマネ=志村喬OR

ユル・ブリンナーと書いて有りますが、私と同世代の方がいらっしゃいます。松永真理さんに言われた事は「アイモードと云うのは、七人の侍ですね!」と言われました。協力者の成功を常に願うという事です。私の立場は、カッコ良くいえば志村喬かユル・ブリンナーです。「iモードを映画化したら、誰にするか!」と松永真理さんに言われたら、私は神の手が有るので「リチャード・ギアがいい」と答えた事が有ります。そういうプロジェクトマネージャーなので、その立場とすると部下が悲しまない様に仕事をするNoblesse Obligeを気にして仕事をする。携帯電話機を作り、サーバーを作り、サービスを作って売り、一応売れました。結論から言いますと、体感的確信です。もう1つは運だと思っています。又人との出会い・制度・技術、運が良いと一発当てられるという事です。最後にお願いです。お帰りになったらアマゾンでワンクリックをお願いして、私の話を終わらせて頂きます。どうも有難うございました。

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【今日の料理】

  うなぎ三色丼 菜の花と筍のおひたし 赤出汁

 

 

 

 

 

 

2014-2015年度 卓話

20154月】

 4月14日「iモードの猛獣使い 会社に20兆円稼がせたスーパーサラリーマン

           始まりは宇都宮!」

       榎啓一様       元NTTドコモ 常務取締役

 4月21日「第2回クラブフォーラム」

 4月28日 休会

20155月】

 5月 5日 休会

 5月12日 未定

       中島恭三様      第2550地区 社会奉仕委員長

 5月19日 未定

       佐藤栄一宇都宮市長

 5月26日 「栃木県の治安情勢について」

       大森良明様      栃木県警察本部 刑事部長

 

会報委員 畑 剛司  会員

写  真 櫻井 実 会員

メールアドレス:u-rc01@silver.plala.or.jp

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