(2015)平成271124日 No3130回 20152016年度(17会報)

会員数 107名 出席者 64名 出席率 63.4% 

 

ビジター紹介(親睦活動委員会 畑剛司副委員長)

 五味渕晃様(ゲストスピーカー) 橋本全市様(新入会員)

 

会長挨拶(木村正樹会長)

 皆様、こんにちは。お忙しい中、お集まり頂きましてありがとうございます。過日、地区大会が有りました。宇都宮ロータリークラブが表彰を受けました。私が代表で賞状を受け取って参りました。こちらの意義ある業績賞を頂きました。これは、さんまプロジェクト・きずなプロジェクトに関わった皆さんは非常にご苦労様でした。ありがとうございます。当宇都宮ロータリークラブも、これらの活動に一層の努力をして行きたいと思いますので宜しくお願い致します。それと同じく地区大会で表彰をされた方が何名かいらっしゃいます。40年以上の皆出席会員は、舘野弘一会員です。30年以上の皆出席会員は、篠崎昌平会員です。25年以上の皆出席会員は、長谷川正会員です。長寿会員80歳以上の会員様として、鈴木重男会員・舘野弘一会員・篠崎昌平会員・矢嶋昭司会員・上野泰男会員・神宮晃会員・助川通泰会員以上の方々が、地区大会で表彰を受けられました。

文化の日に叙勲を受けられた方がいらっしゃいます。旭日双光章を受けられました関口快流会員、黄綬褒章を受けられた町田卓大会員です。名誉ある表彰ですので、もう一度絶大な拍手をお願い申し上げます。報告事項は、以上です。

 

快出席祝(前田正典委員)

 佐山良一会員(10年)松井公彦会員(10年)渡邉幸雄会員(10年)山裕喜会員(7年)

 

 

新入会員紹介(石島洋会員)

 新入会員の橋本全市様をご紹介致します。橋本さんは昭和27年のお生まれで、もうすぐ63歳になられます。橋本さんは、虎屋ビルの5階で東進衛星予備校、今はやりの林先生の予備校を経営されていらっしゃいます。その他に学習塾「有備ゼミナール」を経営されています。今、東進衛星予備校では、学生さんがひたすらパソコンに向かってヘッドホーンを付けて勉強しているところです。全国組織ですので、偏差値とか受験の環境が昔とかなり変わっています。国立大学前期・後期の日程では、偏差値が全く違います。受験予備校というロータリーの中では、新しい職業分類かと思います。趣味は、ゴルフ・テニスです。お酒は、好きです。お孫さんが、すでに3人いらっしゃいます。来年3月には、お二人増えるそうです。宜しくお願い致します。

 

 

橋本全市(はしもと ぜんいち)様

 (有)有備 代表取締役

 ご家族:奥様 お子様三名

 趣 味:ゴルフ・テニス

 所 属:青少年奉仕委員会

 

 

親睦活動委員会報告(畑剛司副委員長)

 皆様のお手元に、この様なクリスマス例会の案内が届いているかと思います。12月15日(火)東武ホテル・グランデで家族例会を開催致します。奥様並びにお子様も参加できます。1名でも多くの方に、ご参加いただきたく思います。返信が11月30日となっております。宜しくお願い致します。

 

青少年奉仕委員会・100年委員会報告

熊本勇治委員長

  11月21日から23日の3日間、ライラのリーダーシップ養成講座に参加して参りました。今回宇都宮ロータリークラブからは、NTT東日本からお二人・トヨタカローラ栃木からお一人、計三名の方にご参加頂きました。初日、皆さんは緊張されていましたが、3日目は笑顔でした。最終日、長谷川会員と一緒に参加して参りました。

 長谷川達彦会員

  3日間のセミナーの内、最終日1日だけ参加させて頂きました。私の会社から、初めて2名参加させて頂きました。15年ぐらい前に、私は会社の中で若手育成担当をした事がありました。

20代の社員を年に5・6回、合宿形式で研修致しました。少し懐かしく思い出しながら、研修に参加させて頂きました。ライラセミナーは非常に内容が素晴らしく、充実した研修でした。来年も是非参加させて頂きたいと思います。ありがとうございました。

 熊本勇治委員長

  これに関しまして、地区に出向されている町田委員に大変お世話になりました。ありがとうございます。又100年委員会で、11月21日出前講座をさせて頂きました。

 100年委員会(永井宏樹委員長)

  11月21日「出前事業 職業人に学ぶ」という事で、旭中学校で講演をして参りました。ア尾会員、パナソニックの渡邊会員、トヨタカローラ栃木から整備士の赤羽さんに講話者になって頂き、中学生に向けてお話をして頂きました。先週土曜日は宇都宮市全体の中学校が授業をしており、その一環として当クラブを活用して頂いたという事です。最後に、中学生から感想を頂きました。価値ある時間になったかと思います。あと2回の講座を予定しておりますので、皆様のご協力をお願い申し上げます。依頼された方は、気持ち良くお引き受け頂きますと助かります。

 

ニコニコボックス委員会(金山典生副委員長)

 誕生祝:永井宏樹会員 関口快流会員 大塚秋二郎会員

 結婚祝:新井将能会員 稲野秀孝会員 田ア秀穂会員 佐藤行正会員 篠崎昌平会員

        大矢裕啓会員 金子昌郎会員

 快出席祝:松井公彦会員 佐山良一会員

 奥様誕生祝:矢嶋昭司会員 長谷川正会員 秋本薫会員 喜谷辰夫会員 辻博明会員

        荻山猛彦会員 松井公彦会員 小宮正夫会員 大矢裕啓会員

 小林辰興会員:先日妻の霊前に花を添えて頂き、ありがとうございます。一段落致しましたので、

        本日より出席させて頂きます。 

  町田卓大会員:先日13日、黄綬褒章を天皇より頂きました。田ア先輩のアドバイスにより、

天皇に目の前でお会い出来ました。涙が出ました。凄いオーラです。今後より

一層仕事にロータリーに頑張りますので、宜しくお願い致します。

 関口快流会員:秋の褒賞で叙勲を頂きました。ありがとうございます。

 印出井敏英会員:日光社参ウォーク完歩致しました。ありがとうございました。

 藤原郁三様:2550地区ロータリー財団委員長

 GJテーブルミーティング残金:

 ABFテーブルミーティング残金:増渕テーブルマスターの下、楽しい

テーブルミーティングをさせて頂きました。ありがとうございます。

 

プログラム紹介(田野辺隆男委員長)

 治安を守って頂いている方が、今日のゲストです。今日は、栃木県宇都宮中央警察署長の五味渕晃様におこし頂いております。ご出身は、さくら市です。刑事部や警務部でご活躍されて、真岡警察署長さんをお務めになり、今年警視正にそして宇都宮中央警察署長に就任されました。最近の治安情勢について、有益なお話を頂けると思いますので、宜しくお願い致します。

 

卓話「最近の治安情勢について」

                宇都宮中央警察署長 五味渕晃様

 

はじめに

  今年3月の定期異動で人事・採用・企画などを担当する警察本部警務部総括参事官から、宇都宮中央警察署長に着任しました五味渕でございます。皆様には平素から警察行政各般に亘りまして、ご支援ご協力を頂き誠に有難うございます。この席をお借り致しまして、厚く御礼を申し上げます。

  さて、私もあと数年で退職となります。ですから、最近は警察学校の同期生等と酒を飲みますと、何時しか決まって子供の頃の遊びの話、先生や親に叱られた話で花が咲きます。多分、印象が強かったのだろうと思います。ところで、何時だったかこんな話題になった事があります。友人が「そういえば、結婚式に仲人さんがいなくなったのは、いつ頃だろう」と云う話をしました。確かに、いつ頃だったかは忘れてしまいましたが、仲人さんがいなくなりました。私も仲人さんがいて、死ぬ前まで1年に1回は妻と二人で元気な姿を見せに行っていました。しかし、今では仲人さんと云う名称自体が死語になっています。又昭和の良き時代にいたガキ大将、雷親父といった名称も死語になってしまいました。昭和の良き時代の子供は、学校に行けば恐い先生がいて、悪い事をすれば拳骨を食わされました。学校から家に帰り遊びに出かけますと、ガキ大将が先頭に立って遊んでくれました。外で悪い事をしようものなら、口うるさいばあさんやじいさんに叱られました。遊びに夢中になって帰りが遅くなりますと雷親父にひどく叱られ、優しい母親にもおまわりさんに手を後ろに縛ってもらうからと脅かされました。昭和の良き時代の子供は、こんな躾を色々な人からされました。時代遅れの話かも知れませんが、実はこれらの事が治安的には非常に重要なものでありました。難しい言葉で言いますと、犯罪を抑止する機能の一つでありました。拳骨を食らわす恐い先生は、学校で悪い事をしちゃいけませんと厳しく躾をしてくれました。ガキ大将は、近所の子供達に小刀の使い方を教えてくれると同時に、刃物で人を傷つけてはいけないという命の尊さまで教えてくれました。それに、べーごま・めんこの遊び方を教えてくれ子供達を上手く統率してくれました。又家庭では雷親父と優しい母親がいて、一生懸命に躾をしてくれました。更に夫婦喧嘩をしようものなら、仲人さんがしゃしゃり出て来て上手く収めてくれました。この昭和の良き時代には、色々な犯罪抑止機能がはたらいていたので、警察がこの様なトラブルに介入しなくても済んだ訳であります。しかしながら今は、ガキ大将・雷親父・仲人さん等の名称は死語となってしまいました。そして、今はといいますと、親子・夫婦・恋愛中の者同士・子供同士のトラブル等に警察が積極的に介入しなければならない時代になっている訳であります。又これは社会の要請でもあります。そして今は、親子喧嘩・夫婦喧嘩等で現場臨場するのは、日常茶飯事であります。しかし、良き時代ばかりを懐かしんでいては前に進みませんので、今犯罪の情勢はどの様になっているのか、お話をさせて頂きます。

国内の犯罪情勢

  先ず、国内の犯罪情勢についてお話をさせて頂きます。日本の治安は、昭和の良き時代には「世界一の治安」と言われました。現在は昭和の良き時代には及ばないとしても、主要先進国の中では高水準と言えます。殺人・窃盗の発生率は、仏、独、英、米各国に比べて極めて低い状況にあります。今年発表した各国の幸福度を示す2015年度版の「より良い暮らし指標」に於いても、我が国は加盟国36か国の中で総合20位でありました。しかし、評価の対象となった「収入」「雇用」等11項目の中では、唯一「安全」については、1位にランクされています。この指標発表が開始された平成22年度以降「安全」に関しては、我が国が一貫して1位に評価されている。参考ですが、以前世界で一番安全な国と呼ばれていた時代、外国の学者なども日本の治安のよい原因について研究をしておりました。その結果、日本の治安の良い条件として1つ目は島国で海空港での出入国チェックが十分できるという地理的条件、2つ目は基本的に1民族国家で複雑な民族問題が存在しないという民族的条件、3つ目銃器は特別な要件を満たさないと所持できない事になっており、銃器に対する法的規制が厳しいという法的条件をあげていました。他にも宗教的条件等もあると思いますが、この様に良い条件が揃っていると言われておりました。

  さて、我が国の治安は平成に入り、一旦悪化致しました。特に平成10年頃を境に、刑法犯の認知件数が急増致しました。しかし犯罪の深刻さを受け、平成15年に政府を挙げた治安回復への取組が始まった訳であります。すると、防犯ボランティア団体の人達の活動が広がり、街頭犯罪・侵入犯罪の抑止を中心とした官民挙げての対策が進みました。その結果、昨年は全国の刑法犯認知件数が121万件で、戦後最も少なかった昭和48年の119万件に迫り、窃盗犯は90万件を、侵入盗犯は10万件を切って、それぞれ前後最小となったのであります。但し、全ての犯罪が右肩下がりの状態にある訳では有りません。ストーカー・DV・児童虐待・サイバー犯罪・特殊詐欺と云った女性・子供・高齢者を「弱者」とする犯罪は、他の多くの犯罪が減少を続ける中で、これに逆らう様に増加しております。

県内の犯罪情勢

  次に、県内の情勢についてお話をさせて頂きます。県内における刑法犯の認知件数で戦後一番少なかったのは、昭和54年の約1万3500件でありました。一方、刑法犯認知件数が一番多かったのが平成15年の約4万件でありました。しかし、ピーク時の平成15年から11年連続にわたり犯罪は減少しております。又、昨年の数もピーク時の約4万件から約1万6千件とピーク時の約4割迄減少しており、今年も減少傾向にあります。

  次に、全国から見た栃木県について説明をさせて頂きます。平成26年の統計でありますが、全国で刑法犯の認知件数が多いのが、1位東京 2位大阪 3位愛知 4位埼玉 5位千葉の順となっております。栃木県は20位で、長野県は栃木の下でありました。やはり、長野は教育県という事ではないでしょうか。

  次に、お配り致しました「あんしんまちづくりニュース」をご覧頂きたいと思います。県内の今年10月末現在の刑法犯の認知件数でありますが、12,407件で前年比

−1,218件であります。県内の自治体別では、刑法犯の発生数が多いのは、1位が宇都宮市で3,918件、前年比−740件、2位が小山市で1,446件、前年比

+168件、3位が栃木市で1,105件、前年比+111件、4位が足利市で

827件、前年比−99件、5位が那須塩原市で766件、前年比−100件でありました。次に真岡市、佐野市でありました。傾向として、宇都宮市内が大幅に減少しております。これは自転車等と住宅対象窃盗が減少している事が原因と思われます。それに、那須塩原市と大田原市の県北が減少しております。又人口千人当たりの被害率では、

一番多いのが小山市、2位が宇都宮市、3位が上三川町、4位が下野市、5位が真岡市でありました。この統計でお分かりかと思いますが、茨城県境の自治体が多いと云う事が分かると思います。一方少ない自治体は、1位市貝町、2位塩谷町、3位那珂川町、4位茂木町、5位那須烏山市の順となっております。又人口1000人当たりの被害率では、一番少ないのが那珂川町、2位が那須烏山市、3位が市貝町、4位が高根沢町、5位が茂木町でありました。少ない原因について考えられるのは、やはりお祭り等を地域全体で盛り上げるなど、地域の絆が強い自治体ではないかなと推察されます。以上、申し上げましたとおり今年も犯罪は減少傾向にありますが、相変わらず凶悪事件は発生しております。今年4月中旬、宇都宮中央警察署に男性から「宇都宮市に住む知り合いの女性と連絡が取れなくなってしまった」旨の申告が有りました。申告に基づき、所在不明の女性の身辺の捜査をしたところ、確かに行方不明になっていました。そこで、いろいろな捜査をしたところ所在不明後、宇都宮市内の金融機関から女性名義の口座から多額の現金がおろされている事が分かりました。そこで捜査本部を設置して継続捜査をしたところ、所在不明の女性と知り合いの男性と、全く関係のない女性を女性名義の口座から多額の現金をおろしたという事で、詐欺罪などで逮捕しました。その後取り調べの結果、所在不明となった女性を殺して真岡市内に埋めた事を供述し、捜索した結果真岡市内で殺害された女性の遺体を発見する事が出来ました。その他宇都宮東警察署管内では、中学生が高校生を殴り殺した傷害致死事件などの凶悪事件が発生しております。

特殊詐欺の発生状況

   次に、特殊詐欺です。特殊詐欺は、激動の昭和を生き抜いて日本の発展に貢献されてきた方々の蓄えを、ゲーム感覚で騙し取るという極めて卑劣な犯罪であります。是非日本人の美徳とした規律ある思いやりのある「日本人の心」を取り戻すため又「世界一の治安」を取り戻すためには、克服しなければならない課題の一つであります。我が国は世界に類を見ない超高齢化社会であり、統計によりますと60歳以上の世帯に個人資産の3分の2が集中し、且つ65歳以上の世帯の半数が単独又は夫婦2人住まいであります。この我が国特有の人口・世帯・資産分布状況をついた犯罪が、特殊詐欺であります。高齢者を狙っての特殊詐欺は、今や財産犯罪の現金被害額の半分を占め、かつて最大であった窃盗犯罪の3倍の被害をもたらしております。財産犯罪の被害構造を変えたと言っても過言ではありません。又その被害者の8割は65歳以上であり、母親や祖母が子や孫に対して抱く無条件の愛情につけ込む点が、おれおれ詐欺を急成長させた所以であるだけに、特に70歳以上の女性に被害の半数が集中しております。

   次に、発生状況です。昨年1年間の県内における発生でありますが、257件被害総額が11億円を突破しております。今年10月末現在の県内の特殊詐欺の発生状況でありますが、発生件数は195件で前年比−5件、被害金額が約6億3千万円で前年比−3億1千万円と減少しています。やはり一番多い手口が、電話を利用して親族 警察官 弁護士等を装って、親族が起こした事件 事故に対する示談金等を名目に現金を口座に振り込ませる「おれおれ詐欺」であります。次に多いのが、アダルト有料サイトの利用料金等を名目に、未払い料金が有るなど架空の事実を口実とした料金を請求し、口座に振り込ませる架空請求詐欺であります。犯人は、検挙された3割の人間は暴力団であります。それ以外の人間は、検挙例から見る限り別の新たな層が中心になっているものが多い状況にあります。それぞれ犯行グループは、数人から数十人であり20代30代の若い世代が多くを占め、少年がメンバーである事も稀では有りません。主犯には元ヤミ金業・元暴走族等のいわゆる半グレも多くいます。やはり、高齢者が騙されないようにする為には、高齢者にとって端的に判りやすい手口情報等の提供が必要であると考えております。高齢者の心に届き響き且つ高齢者の被害を止める力のある広報啓発でなければならず、又迅速な情報収集分析により早い段階で犯罪を特定しての情報発信や口座凍結等を徹底するなどして、社会全体としての抵抗力を強化していく必要があると考えております。

少年の犯罪

   次に、少年関係ですが、本県における少年非行の検挙・補導人員は、4年連続で統計史上最少を更新しました。刑法犯少年における人口比は、成人の2倍以上である他、再犯者率も3割前後を推移するなど少年非行を巡る情勢は、けっして楽観視できないものと考えております。特に、現在全国的に少年が特殊詐欺事件の「受け子」として検挙される事案が過去最高となり社会問題となっている他、今月7日足利市内の公園で男子高校生がシンナー代わりにライター用ガスボンベのガスを吸引する「ガスパン遊び」をして、意識不明になり死亡した事案がありました。この様にガスパン遊びの他にも危険ドラッグ等乱用される薬物が多様化しており、少年への広がりが懸念されるところであります。警察といたしましては、早い段階からの対策が重要ですので、小学生を対象とした非行防止教室等を開催しているところであります。ところで、現在の若者の特徴として「切れやすい」事があります。今年、横浜市内に住む高校1年生の少年が母親と祖母を、包丁を持ち出して刺し殺したという事件が発生しています。少年はこの事件の動機について、勉強や手伝いをしない事やゲームのやり過ぎについて叱られたので刺したと供述しています。どうもこの少年はアニメやゲームが好きで、勉強との両立について度々注意されていたそうです。そして、ある朝一階の台所に水を飲みに行ったところ祖母から深夜までゲームをして遊んでいたことを責められ腹を立て包丁で祖母を刺し、2階で母親も刺したという事であります。警察といたしましては、困難や欲望に耐える精神力・我慢をする忍耐力・社会のルールを守ろうとする規範意識を持った少年が育ちます様「非行少年を生まない社会づくり」を推進しているところであります。

暴力団情勢

   次に、暴力団情勢であります。全国には、指定暴力団21団体が指定されています。県内には、暴力団組織が57組織あります。構成員は、約千人弱います。一番多い組織が、昔から住吉会です。次に山口組です。ちなみに20年ぐらい前は、山口組は県内にはいませんでした。3番目が稲川会です。既にご存知の通り、六代目山口組を離脱した傘下組織が、新たに「神戸山口組」を立ち上げました。過去この様な場合に暴力団構成員等による対立抗争事件が勃発し、一般人が巻き込まれるなど市民生活の脅威となる事件が発生した例もありますので各種対策を実施しております。

外国人犯罪

   次に、外国人犯罪の情勢です。本年8月末までの来日外国人犯罪の検挙状況をみると、前年同期と比べて総検挙件数・人員は減少傾向にありますが、刑法犯では凶悪犯や粗暴犯の様な体感治安に影響を及ぼす悪質犯罪の検挙が件数・人員共に増加しております。参考ですが、資金獲得の場所として、何故 我が国で犯罪を犯したかについて検挙された外国人被疑者は次の様に話をしています。1つ目は、日本は短期間で大金を稼ぐことが出来る。犯罪であれ何であれ、稼いだものが成功者である。2つ目は、本当はアメリカに行きたいが警察官に撃たれる等の危険性がある。3つ目は、日本の警察は絶対に殴らない。運悪く捕まっても、否認していれば退去強制されるだけですむ。捕まる事は恐いが、警察自体は恐くない。4つ目は、日本は刑が軽く窃盗でもせいぜい数年なので我慢できる。5つ目は、日本の刑務所は綺麗でテレビも見られ母国の生活より楽である。こんな事を供述しています。次に、外国人のすりグループが我が国で活動する理由について、被疑者は取り調べの中でこんな事を言っています。1つ目は、日本円を外国のお金に換算する場合の価値を考えれば、旅費を使ってでも日本円をすり取った方が儲けになる。2つ目は、日本人はすりに対する防御意識が希薄であり、犯行が容易である。外国では、被害が多発している事をテレビや新聞で報道しているので、防御意識が強く外国の女性はバッグを体の前に抱える等している。3つ目は、万一逮捕された場合も日本は刑が軽く初犯であれば執行猶予で出られる。4つ目は、日本では顔を知られていないので来日して、すりをやる。外国では、否認をした前科があり顔を知られている事から捕まってしまう。以上の供述をしています。日本の治安を考える上で、色々な事を考えさせられる供述でした。

交通事故発生状況

   昨年の県内の交通事故発生状況については、発生件数・負傷者数は、平成16年から11年連続で減少しています。死者数は、昭和29年以降5番目に少なかったという実に良い結果が出ております。人口10万人当たりの死者数は全国ワースト10位であり、悪い結果となりました。今年9月末現在での交通事故の発生状況でありますが、発生件数が5,181件で前年比−59件、死者数が82人で前年比−5人、負傷者数が6,443人で前年比−94人となっております。人口10万人当たりの死者数が4.14人(全国平均2.59人)で、全国ワースト8位となっております。交通事故は、県内で1日平均17件発生している計算になります。死亡事故の特徴ですが、年齢層別で一番死者が多いのは高齢者で49人の方が亡くなっています。全体の59.8%、前年比+14人と増加しています。昼夜間別では、夜間の死者が37人亡くなっています。全体の45.1%、前年比−7人と減少しています。事故類型別で一番多いのが、横断中で20人、全体の24.4%、前年比+1人となっています。道路形状別では、直線等が40人で一番多く全体の48.8%、前年比+3人と増加しています。尚、高齢者49人の内歩行者が19人、自転車が13人でした。又、自転車の関係した死者が17人で、内高齢者が13人、残りの4人も50歳代と60歳代です。四輪乗車中の死者が28人で、内シートベルトを付けていなかった方が12人いました。その中でも、シートベルトをしていれば命は助かった可能性が大であった方は、7人います。次に、宇都宮市内の交通事故の発生状況ですが、発生件数が1,683件で、県内の約32%、前年比+80件と増加しています。死者数については12名で、県内の約15%、前年比−2人と減少しています。負傷者数は

2,037人で、県内の約32%、前年比+75人で増加しています。警察では、交通安全教育・交通指導取締り・街頭での高齢者に対する声かけ等を行っています。この様な活動の中で、特に反射材を靴や鞄に直接貼付する活動を推進中であります。次に、過去5年間の10〜12月に発生した交通事故の特徴ですが、死亡事故は、死者の年齢別では高齢者が多い、状態別では、四輪乗車中と歩行中に多い、発生時間は、交通事故及び死亡事故ともに日没時間と重なる17時台が突出して高い事が分析結果から明らかであります。薄暮・夜間の歩行・自転車利用の外出の際には、ドライバーが発見しやすい様反射材を貼付するなどして頂きたい。ドライバーの皆様には、薄暮から夜間の交通事故防止対策として、ヘッドライトの早め点灯やハイビームの活用をお願いしたいと思っています。

   以上、犯罪情勢についてお話をさせて頂きました。犯罪・交通事故は、年々減少していますが、凶悪事件や悲惨な交通死亡事故は相次いで発生しています。県民の皆様が、真に枕を高くして眠る事が出来ます様今後も努力していきますので、引き続きご支援ご協力をお願い申し上げます。結びに、ロータリークラブ様の益々の発展とご臨席の皆様のご健勝とご多幸を記念致しまして、私の犯罪情勢の話を終了させて頂きます。本日は、お忙しいところご清聴頂き誠に有難うございました。

 


今日の料理 ポークジンジャー

      ライス・スープ、サラダ

 

 

 

 

 

 

 

 

11月】

1124日 最近の治安情勢について

      五味渕晃様     栃木県警 宇都宮中央警察署長

12月】

12月 1日 関東・東北豪雨災害の教訓と減災リスク管理(仮)

      太田正様      作新学院大学経営学部長

12月 8日 見えてきた老化の秘密〜クロトー遺伝子の可能性

      黒尾誠様      自治医科大学 抗加齢医学研究部 教授

1215日 クリスマス例会 ディナーパーティー

      親睦活動委員会

1222日 会員リレートーク 第2回(演題未定)

      太田裕治会員    日本生命保険相互会社 宇都宮支社 支社長

      永井宏樹会員    永井印刷 代表取締役

1229日 休会

1月】

1月  5日 「今を生きる」〜いのちとは〜

      倉松俊弘様      薬王寺 山主(鹿沼RC会員)

112日 栃木県事業引継ぎ支援センターの活動について(仮題)

      大森治様       栃木県事業引継ぎ支援センター 統括責任者

1 19日 マーケットの今年の見通し(仮題)

      小池美源会員     野村證券渇F都宮支店長

1 26日 職業奉仕とは(仮題)

       比企達男様      2550地区職業奉仕委員会カウンセラー

会報委員 藤本 達也 会員

写  真 吉田  稔 会員

 

メールアドレス:u-rc01@silver.plala.or.jp

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