(2016)平成28913日 No3168回 20162017年度(10回会報)

会員数 107名 出席者 52名 出席率 55.9% 前回修正率69.1

MU会員 飯村悟会員(黒磯ロータリークラブ)

 

ビジター紹介(親睦活動委員会 明賀一博委員)

新見徹様(宇都宮90ロータリークラブ)

 

会長挨拶(石島洋会長)

 皆さん、こんにちは。又台風が発生しており、相変わらず残暑が続いております。先日、アイスクリームを作っている会社の社長さんにお会いしました。「笑いが止まらない」と言っておりましたが、いつまで暑さが続くのでしょうか?是非皆さんお体に気をつけて、本日も宜しくお願い致します。

 

快出席祝(出席委員会 加藤幸雄委員長)

 上野泰男会員(37年)鈴木重男会員(28年)長谷川正会員(27年)宮田初男会員(26年)

 荒井規雄会員(16年)町田卓大会員(15年)金子昌郎会員(9年)小林辰興会員(9年)

 印出井敏英会員(7年)田嶋久登志会員(5年)福村宏之会員(1年)吉田稔会員(1年)

 

新入会員紹介(石島洋会長)

 新入会員のご紹介をさせて頂きます。プルデンシャル生命保険渇F都宮支社の小島克之様です。お生まれは昭和45年です。慶応のご出身で、男のお子様がお二人いらっしゃいます。

ゴルフが得意で、一時はプロを目指した時期があったそうです。宜しくお願い致します。

小島克之様

 皆様、高い席から失礼を致します。プルデンシャル生命保険渇F都宮支社の小島でございます。どうぞ宜しくお願い致します。栃木県で大変歴史のある宇都宮ロータリークラブに入会させていただきました事を大変光栄に思います。私は大学卒業後、東京で銀行に勤めていました。ひょんなことからゴルフを本気でやりたくなり、研修生の道をちょっとだけ進みました。結局ゴルフは駄目だったのですが、それを機に宇都宮に引っ越してきました。宇都宮にご縁ができ16年目になります。会社では、保険の営業をしております。何も分からない若輩者ではありますが、少しでもお役に立てるよう皆様といろいろ活動をしていけたらと思います。どうぞ、宜しくお願い致します。

小島克之(こじま かつゆき)様

 プルデンシャル生命保険渇F都宮支社

 ご家族:奥様 男のお子様お二人

 所 属:ニコニコボックス委員会

 

 

幹事報告(酒井誠幹事)

 皆様、こんにちは。先日ファックスで、10月23日(日)足利市で開催されます地区大会本会議へのご出席のご案内をさせて頂きました。ご出席の方でマイクロバスをご利用の方は、宇都宮駅東7時集合・7時15分出発を予定しております。まだ出欠の連絡をお済で無い方は、事務局のほうへ宜しくお願い致します。

 

ニコニコボックス委員会(福村宏之委員)

 誕生祝:辻博明会員

 快出席祝:宮田初男会員 町田卓大会員 荒井規雄会員 印出井敏英会員 長谷川正会員

       福村宏之会員

 奥様誕生祝:佐々木英典会員

 

プログラム紹介(プログラム委員会 吉田稔委員長)

 皆様、こんにちは。本日は、印出井敏英会員の会員卓話です。先生は宇都宮市ご出身で、岩手医大の歯学部をご卒業です。医大では、医局長もお勤めになられました。昭和52年4月に宇都宮で開業され、現在に至っております。その間に、医師会の理事もお勤めになっております。本日は「口腔は健康の要」と言う事で、歯の健康等お悩みの方もいらっしゃるかと思います。大変ためになるお話をいただけるのではないかと思います。それでは、宜しくお願い致します。

 

卓話「口腔は健康の要」

        `                  印出井歯科医院 院長 印出井敏英様

  21世紀となり日本では少子高齢化に入り、これからの医療の分野では治療より予防対策が大切になります。そこで本日は、口腔を健康に保つことが全身の病気の予防にいかに重要かお話したいと思います。

 口腔は話す・食物を摂取するという生きることに関与する器官であり、人間らしさを表す代表的な器官として重要な役割をはたしています。又口腔には多くの感覚神経が分布し、多種多様な細菌が常在しています。口腔が活発に動くと脳内血流が増し健全に唾液で潤った口腔は、摂食・咀皭・臙下を促し多くの病気の予防へとつながります。人の歯の乳歯は20本、永久歯は智歯(第三大臼歯)を含めて32本ありますが、最新の研究によると25〜29歳では28.7本で、智歯が萌出しない傾向にあります。一方歯を失う原因の第1位は歯周病で41.8%、第2位はウ蝕で32.4%、第3位は交通事故やスポーツ外傷等で25.8%となっております。第1位の歯周病は、中年以降その割合が急速に増加し50〜54歳で81.1%、60〜64歳で85.2%、70〜74歳で73.8%の罹患率となり、60〜64歳で22.5本あった歯が85歳で8.4本と14.1本も失ってしまいます。第2位のウ歯は、昭和32年の7歳児の平均は95.5%でしたが、現在乳歯は1〜14歳児で9.1%、永久歯5歳児以上の平均は3.1%と大幅に罹患率が低下しています。では、歯を失う第1位の歯周病についてお話したいと思います。歯周病には、歯肉に限局して炎症がある歯肉炎歯周組織(歯肉・歯槽骨・歯根膜)に炎症がある歯周炎があります。歯周病は殆んど自覚症状なしに進行し、気づいた時には抜歯されることが多い厄介な病気です。最近では歯周病の影響が口腔内に留まらず、全身に及ぶ事が次々と明らかになってきています。歯周ポケット内に生息する細菌や細菌の出す内毒素・酵素又炎症が起きて出される生理活性物質が、血管やリンパ管を通り全身の循環系に作

用し、動脈硬化や心臓疾患系更には脳梗塞にまで関連し、妊娠時には早産にまで関連がある事が知られてきました。心臓病との関係では、歯周病菌が持つ酵素は血小板の凝集を誘発し、血栓形成に関与します。又歯周病菌は血管内皮細胞に侵入し血管壁を障害します。動脈硬化症や大動脈瘤にかかった細胞から、歯周病菌がDNA検査で発見されています。糖尿病との関係では歯周病のような慢性疾患が存在すると、炎症性物質であるTNAαが多量に分泌されインスリンの働きを抑制するため血糖コントロールが悪化して、高血糖状態になります。しかし、歯周病の治療を行うと血糖コントロールが改善します。肺炎との関係では、高齢になると嚥下機能が低下し本来食道に入る物が気管に入ってしまう事が良くあります。健康な人なら、入った物が喉の方にもどったり免疫力で細菌を押さえ込みますが、抵抗力の落ちた病人などは大変危険です。そのために最近では中度から重度の歯周病の人は、癌や心臓の手術を行う前に歯周病の治療を行うことが推奨されています。アメリカでは妊婦が歯周病にかかっていると、低体重児出産になる可能性が高まるとの報告があります。その母親の歯肉では、正常分娩と比較して重度の歯周病の割合が高く多量のプロスタグランデンE2の増加が報告され、このプロスタグランデンE2が陣痛促進剤として働くことが知られています。タバコには強い依存性があり、抹消の血管を収縮させ血圧を上昇させるニコチン・発がん性があるタール・血液が酸素を運ぶのを邪魔する一酸化炭素などの有害物質が200種類もあると言われています。またタバコは唾液の分泌を抑えるために口腔の自浄作用が十分に出来なくなるために、歯垢や歯石がつきやすくなります。このように歯周病と全身との関係が明らかになりつつありますが、歯周病の治療や予防を行い歯周病のリスクを少しでも低下させる事が大切です。歯周病の治療は、検査診断から初期治療(歯肉炎は、ここで治癒することが多い。プラークコントロール、歯石除去や歯磨き指導など)。次に歯周組織の状態の改善(歯周ポケットの外科的除去や歯槽骨再生処置など)更に最終処置(歯並びの矯正や補綴処置など)の後に、メインテナンス(定期的な検診と歯石の除去などによる再発の防止)へと進みます。プラークコントロールで大切な事は、バイオフィルムの除去です。歯垢(プラーク)は、バイオフィルムという細菌のマンションともいうべき構造体を作っていて、歯周病の原因となる嫌気性細菌は主にこのバイオフィルムの中で生活しています。このバイオフィルムを除去するには、歯垢をハブラシなどで機械的に取り除くことが今のところ一番有効な方法です。歯磨きの方法は、ハブラシをペングリップで軽く持ちハブラシを歯面に直角に当て前後に10mmを移動する横磨きで弱い力で2本ずつ磨きます。歯肉と歯の境目は、特に丁寧に磨きましょう。更に歯間ブラシなどの補助用具を使用すると効果は更に上がります。完全なプラークコントロールはどうしても難しいので、定期的に年2回位歯肉の炎症の有無・プラークの付着の程度・歯周ポケットの有無と深さ等を調べ、自分では取りにくい歯周ポケット内の歯垢や歯石を歯科医院で専門的な道具で除去するのが良いことです。このことをPMTC

Professional Mechanical Teeth Cleaning)といい、専門家により歯のクリーニングの事です。こうした処置を継続することで歯周病の防止や早期改善になり、高齢になっても自分の歯を沢山残せるようになります。

 次に歯を失う2番目のウ蝕についてお話します。食事をすると口腔内のPH(酸性度)が低下して、エナメル質の脱灰(ウ蝕の初期段階)が起きます。その後、唾液の作用でエナメル質の修復(再石灰化)がなされるのですが、この修復には数時間かかります。朝食後4〜5時間経過してエナメル質の修復が終了した後に昼食、昼食後に再度エナメル質の脱灰が始まっても4〜5時間後には回復して夕食、そして寝るまでには又回復という事が繰り返されます。間食をしてもブラッシングをすればよいと思っている人が多いようですが、これは問題です。ブラッシングをしないよりましですが、間食はその事自体が歯のエナメル質の脱灰を起こすので問題なのです。間食すると修復が終わらない内に次の脱灰が始まり、前の脱灰と重なって深く脱灰しますから完全修復まで出来なくなります。これがウ蝕になる原理です。又飲み物の酸によって歯の表面のエナメル質の脱灰(溶ける事)が起こることが知られています。このような歯を酸蝕歯と言います。とは言え、酸の強い飲み物で必ずウ蝕になってしまう訳ではありません。酸を中和してくれる唾液が多く分泌される食事のPH時に飲む。だらだらと長時間かけて飲まない等、心がけていれば問題ありません。飲んだ後は、歯磨き。難しいときは、うがいをするだけでも効果があります。うがいは普通のウ蝕の予防には余り効果はありませんが、酸蝕の予防には一定の効果がある事が知られています。ウ蝕はPH(酸性度)が、6.05.5では歯質の弱い人(歯の形成期に病弱でCAの取り込み不足の人)の歯に、PHが5.5以下になると全ての人の歯に起こることが知られています。

 最後に唾液の効能には、食物を消化する働き・口腔の自浄作用・発がん性物質(おこげなど)の中和作用・満腹感の達成・発音を助けるなどがありますので、世間で言われているように一口で

30回くらい咬むように心がけ唾液腺の老化を防ぎましょう。咬合回数は、江戸時代初期から昭和の初めまでは、1回の食事では1500回位咬んでいましたが、現在は620回と少なくなっていますので、出来れば1回の食事は20分で1500〜2000回くらい咬むようにしたいものです。

 

今日の食事

 ビーフコンソメ蒸し みぞれソース

       ライス スープ サラダ

 

 

 

 

 

 

 

 

9月】

9月13日「口腔は健康の要」

      印出井敏英会員     印出井歯科医院 院長

9月20日 未定

      小林宏会員       潟hコモCS栃木支店 支店長

9月27日 未定

      中尾正俊様       宇都宮ライトレール鰹務取締役

 

会報委員 矢冶 克之 会員

写  真 田中 勝裕 会員

 

メールアドレス:u-rc01@silver.plala.or.jp

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